日産グローバル本社ギャラリーでは、2015年6月9日から6月28日まで、ル・マン24時間レースに関連した展示が行われている。

今回は1999年のル・マン24時間レースに参戦したR391を紹介する。

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ニッサン R391(1999年)

ニッサン R391

1999年(平成11年)のル・マン24時間レースには2台のR391が出場した。

しかし、予選で23号車がクラッシュして決勝への出場を断念。
予選12位で通過した22号車はスタートから7時間半後に110周を走行したところでエンジントラブルによりリタイアした。

同年11月に日本の富士スピードウェイで開催された耐久レース「ル・マン富士1000㎞」には23号車が出場し、優勝した。
展示車はその時のマシンである。

ニッサン R391

前年までのR390GT1と違ってルーフやドアのないオープンボディになっているのは、開発期間短縮のためだった。

ニッサン R391

搭載されているVRH50A型エンジンは、当時市販されていた高級車「インフィニティQ45」のシリンダーブロックに補強を入れて制作された。
自然吸気が選ばれたのは、ターボラグを避け、24時間いかなる気候でも安定した性能が得られるからである。

ニッサン R391

ヘリテージコレクションNo.172
全長:4,650㎜
全幅:2,000㎜
全高:695㎜
ホイールベース:2,750㎜
トレッド(前/後):1,660㎜/1,610㎜
車両重量:900㎏以上
サスペンション(前後共):ダブルウィッシュボーン
ブレーキ(前後共):6ポッド・カーボンローター・カーボンパッド
タイア(前/後):325-30R18/365-35R18

エンジン主要諸元

エンジン型式:VRH50A(V型8気筒自然吸気)
総排気量:4,997㏄
最高出力:441kW(600ps)以上

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