日産 初代シルビアを展示

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日産グローバル本社ギャラリーで、紅葉をテーマにしたヘリテージカーの展示イベントが2022年(令和4年)11月1日から28日まで開催され、9台が展示された。

このイベントは紅葉の色味をヘリテージカー9台で表現するというコンセプトとなっており、赤系のボディカラーの車両がメインとなっていた。
今回は初代シルビアを紹介する。

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シルビア(1966年・CSP311型)

日産シルビア(1966年・CSP311型)

1964年(昭和39年)の東京モーターショーに「ダットサンクーペ1500」として発表された後、1965年(昭和40年)に「日産シルビア」として発売された。
モーターショーで発表した時は排気量1,500㏄だったが、発売時は排気量を1,600㏄に変更したため、ダットサンブランドより上級の日産ブランドで発売された。

日産シルビア(1966年・CSP311型)のエンブレム

クリスプ・ルックと名付けられた、宝石のカットをイメージしたシャープな面構成がスタイリング上の特徴となっている。

日産シルビア(1966年・CSP311型)のリヤビュー

ダットサンフェアレディ1600(SP311型)のシャシーを用いて、内外装をセミハンドメイドで組み上げるという手法で作られていたため、4年間でおよそ550台が生産されたにとどまった。
当時の価格は120万円と、高級セダン「セドリック」よりも高額だった。

日産シルビア(1966年・CSP311型)のシート

今回の展示では、初代シルビア、2代目ニューシルビア、3代目シルビアがヘリテージゾーンに展示された。

初代シルビア、2代目ニューシルビア、3代目シルビア

シルビア主要諸元

ヘリテージコレクションNo.369
全長:3,985㎜
全幅:1,510㎜
全高:1,275㎜
ホイールベース:2,280㎜
トレッド(前/後):1,270㎜/1,198㎜
車両重量:980㎏
サスペンション(前/後):ダブルウィッシュボーン/縦置きリーフ
ブレーキ(前/後):ディスク/ドラム
タイヤ:5.60-14-4P

シルビア エンジン主要諸元

エンジン型式:R型(直列4気筒・OHV・SUツインキャブレター)
総排気量:1,595㏄
最高出力:66kW(90ps)/6,000rpm
最大トルク:132N・m(13.5kgf・m)/4,000rpm

https://nissangallery.jp/ghq/silvia50th_201505/

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