日産 ニュー・シルビアを日産グローバル本社ギャラリーに展示

日産グローバル本社ギャラリーで、紅葉をテーマにしたヘリテージカーの展示イベントが2022年(令和4年)11月1日から28日まで開催され、9台が展示された。

このイベントは紅葉の色味をヘリテージカー9台で表現するというコンセプトとなっており、赤系のボディカラーの車両がメインとなっていた。
今回はシルビアの2代目モデル「ニュー・シルビア」を紹介する。

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ニュー・シルビア LS タイプS(1975年・S10型)

ニュー・シルビア LS タイプS(1975年・S10型)

1968年(昭和43年)に初代シルビアの生産が終了してから7年後の1975年(昭和50年)9月にシルビアの2代目となる「ニュー・シルビア」が発売された。
一般的に「ニュー」は新製品発売の際に広告の表現として用いられることが多いが、このモデルは正式な車名が「ニュー・シルビア」となっており、ボディサイドとリヤのエンブレムも「NEW SILVIA」となっている。

ニュー・シルビア LS タイプS(1975年・S10型)のエンブレム

ニュー・シルビア LS タイプS(1975年・S10型)のリヤ

サイドに回り込んだリヤコンビネーションランプや、後ろ下がりのキャラクターラインとトランクリッドを持つ個性的なスタイリングとなっている。

ニュー・シルビア LS タイプS(1975年・S10型)のリヤビュー

内装はシートやインストルメントパネルがラウンドしたデザインとなっており、宇宙船のような雰囲気となっている。

ニュー・シルビア LS タイプS(1975年・S10型)のシート

ニュー・シルビア LS タイプS(1975年・S10型)の運転席

ニュー・シルビアのグレードは「LS」のモノグレードで、特別注文仕様として「LSタイプS」「LSタイプL」「LSタイプX」の3種類が設定された。
展示車はLSタイプSの5速MT車で、シートベルト警告灯やフォグランプ、ワイドラジアルタイヤ、3本スポークステアリングホイールを装備している。
今回の展示車はフォグランプが外された状態となっていたが、本来はフロントのウインカーとナンバープレートの間にフォグランプが装着されている。
LSタイプS (5速MT)発売時の東京地区での価格は112万円だった。

ニュー・シルビア LS タイプS主要諸元

ヘリテージコレクションNo.253
全長:4,135㎜
全幅:1,600㎜
全高:1,300㎜
ホイールベース:2,340㎜
トレッド(前/後):1,280㎜/1,265㎜
車両重量:990㎏
サスペンション(前/後):ストラット/縦置きリーフ
ブレーキ(前/後):ディスク/ドラム
タイヤ:175/70HR13

ニュー・シルビア LS タイプS エンジン主要諸元

エンジン型式:L18型(直列4気筒・OHC)
総排気量:1,770㏄
最高出力:77kW(105ps)/6,000rpm
最大トルク:147N・m(15.0kgf・m)/3,600rpm

同時に展示された初代シルビアの記事は下記リンクから。

日産 初代シルビアを展示

日産グローバル本社ギャラリーで、紅葉をテーマにしたヘリテージカーの展示イベントが2022年(令和4年)11月1日から28日まで開催され、9台が展示された。

このイベントは紅葉の色味をヘリテージカー9台で表現するというコンセプトとなっており、赤系のボディカラーの車両がメインとなっていた。
今回は初代シルビアを紹介する。

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