東京オートサロン2022が、2022年(令和4年)1月14日~16日に千葉県の幕張メッセで開催された。
日産自動車大学校ブースには、日産京都自動車大学校と日産愛知自動車大学校の学生が制作した日産車のカスタマイズカー2台が展示された。
S340Z(日産京都自動車大学校)
日産京都自動車大学校が制作。
2008年式(平成20年式)フェアレディZ(Z34型)をベースに、初代フェアレディZ(S30型)をオマージュした車両を制作するというコンセプトで作られた。
Z34のボディラインを活かしながらS30に近づけるため、FRP製ボンネットや前後バンパー、フロントフェンダー、フロントスポイラー、リヤゲート、テールランプガーニッシュを日産京都自動車大学校で制作。
ホイールは18インチのWORK EMOTION T5Rで、タイヤはミシュランPILOT SPORTS 4。
タイヤサイズはフロント:245/45ZR18、リヤ:275/45ZR18。
ブレーキキャリパーにもみじの葉の模様があしらわれているが、東京オートサロン2020に出品した車両にもボンネットにもみじの葉の模様があしらわれていた。
最近の若者はAT限定免許を取る人が多いことから、ベース車にAT車を使用。
内装はZ34のままとなっている。
走行距離は189,082㎞だった。
日産自動車も、新型フェアレディZを初代フェアレディZ風にカスタマイズした車両を展示していた。
https://nissangallery.jp/tas/zcustomized_202201/
P80’s(日産愛知自動車大学校)
日産愛知自動車大学校が制作。
1989年式(平成元年式)のPAOをベースに、「おしゃれな大学生が乗るクルマ」というテーマで制作された。
校内に放置されていた不動車をレストアし、オーバーフェンダーやチンスポイラー、ロールケージを装備。
ホイールはスチールホイールを切断・延長して深リムに加工されている。
ホイールサイズは13×8J、タイヤサイズは175/60R13。
日産自動車大学校の東京オートサロン2020での展示は下記リンクから。
https://nissangallery.jp/tas/college-202002/