2013年6月6日に発売が予定されている、日産が三菱と共同開発した新型軽自動車「DAYZ(デイズ)」が、2013年5月22日から6月5日まで日産グローバル本社ギャラリーで先行展示されています。
日産と三菱が共同開発(OEMではありません)したクルマですから、日産DAYZは三菱から新型「eKワゴン」として発売されますが、どこが違うのでしょう?
DAYZとeKワゴンの違い
DAYZとeKワゴンのグレード体系
「DAYZ」「eKワゴン」と、専用フロントグリルやエアロパーツを装備した「DAYZハイウェイスター」と「eKカスタム」の2つのシリーズ展開となっています。
グレードは以下の通り。
DAYZ
X(2WD・4WD)
S(2WD・4WD)
J(2WD)
eKワゴン
G(2WD・4WD)
M(2WD・4WD)
E(2WD)
DAYZ ハイウェイスター
ハイウェイスターGターボ(2WD・4WD)
ハイウェイスターG(2WD・4WD)
ハイウェイスターX(2WD・4WD)
ハイウェイスターJ(2WD)
eKカスタム
T(2WD・4WD)
G(2WD・4WD)
M(2WD)
各シリーズとも、最も安いグレードだけ駆動方式が2WDのみとなっていることが分かります。
グレードの数に違いがあり、DAYZ ハイウェイスターのみ4グレードとなっています。
これはDAYZ ハイウェイスターが上級グレードのハイウェイスターGにターボと自然吸気の2種類のエンジンを用意しているため(eKカスタムの上級グレードTはターボのみ)で、日産がエルグランドやセレナ同様にハイウェイスターを販売のメインにしたいと考えて、グレードを充実させていることがうかがえます。
この他、DAYZにはオーテックがカスタマイズした「ライダー」も設定されます。
DAYZとeKワゴンの外観の違い
外観の差異はフロントグリルとフロントバンパーの形状が異なるのみで、サイドとリアは両車とも同一のデザインとなっていますが、ドアミラーに関しては違いがあり、ターンランプ付きドアミラーがDAYZでは7グレード中5グレードに装備されるのに対し、eKは6グレード中上位2グレードしか装備されません。
DAYZとeKワゴンの内装の違い
内装色とシート生地は両車同じで、内装色はDAYZとeKワゴンがアイボリーのみ、DAYZハイウェイスターとeKカスタムがブラックのみで、シート生地は両車ともスエード調ファブリックとなっています。
しかし、グレードによる装備内容には両車で異なる部分もあります。
本革巻ステアリングはDAYZの場合はハイウェイスターシリーズ全車に装備されますが、それ以外のグレードには装備されません。
eKの場合はeKカスタムのT、G(DAYZハイウェイスターG、ハイウェイスターXに相当)の他、eKワゴンのG(DAYZ Xに相当)にも装備されます。
また、シフトノブやエアコン吹き出し口などのシルバー加飾も、DAYZは下位2グレードで非装着となりますが、eKワゴンは最も下位のグレードのみ非装着となっています。
2013年6月18日追記:
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