愛知県長久手市にあるトヨタ博物館は自動車の歴史をテーマにした博物館のため、トヨタ以外のメーカーの車両も所蔵し常設展示されている。
その中から日産車を紹介する。
トヨタ博物館に展示されている日産車(2022年3月撮影)
ダットサン11型フェートン(1932年)
日産自動車設立前、ダット自動車製造で生産された150台の中の1台で、現存する最古のダットサン。
ダットサン サニー(1966年・B10型)
トヨタ カローラと競争しつつ、マイカーの普及に貢献した。
ダットサン ブルーバード(1965年・P411型)
1963年(昭和38年)登場の2代目ブルーバードで、「走るベストセラーに優美なデザイン」がキャッチフレーズ。
日産初となるモノコックボディや、イタリアのピニンファリーナによるヨーロッパ調のデザインが特徴だった。
ダットサン フェアレディ(1963年・SP310型)
ブルーバードのシャシーにセドリックのエンジンを搭載した、国産車初の量産スポーツカー。
横向きに座るリヤシートを備えた、3人乗りとなっている。
日産 シルビア(1966年・CSP311型)
ダットサン フェアレディのシャシーをベースに1,600㏄エンジンを搭載したクーペ。
日産 フェアレディZ432(1970年・S30型)
初代フェアレディZは北米市場で安価で安全なスポーツカーとして大ヒットした。
432は日本向けの高性能グレード。
日産 スカイラインGT-R(1989年・BNR32型)
8代目スカイラインに16年ぶりに復活したGT-Rは当時、セダン派生型のスポーツカーとして世界トップクラスの性能で、レースでも活躍した。
このGT-Rは以前、東京にあったトヨタの施設「MEGA WEB」でレストア作業を受けていた車両。
記事は下記リンクから。
https://nissangallery.jp/nissan-news/r32restore_201904/