日産 R390 GT1をトヨタ メガウェブに展示

東京都江東区にあるトヨタのショールーム「メガウェブ ヒストリーガレージ」では、2019年6月12日から7月8日まで「MEGA WEB誕生20周年特別展示 ル・マンに挑んだ日本車」が開催されている(料金無料)。

この展示ではル・マン24時間レースのレーシングカー4台が展示されているが、日産自動車も協力しておりR390 GT1が展示されている。

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MEGA WEB誕生20周年特別展示 ル・マンに挑んだ日本車

日産 R390 GT1(1997年)の他、マツダ 787B(1991年)、ホンダ NSX GT2(1995年)、トヨタ TS050 HYBRID(2016年・レプリカ)が展示されている。

メガウェブ ヒストリーガレージ

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日産 R390 GT1(1997年・R390型)

日産 R390 GT1

日産は1990年(平成2年)でル・マン24時間レースへのグループCカーでの参戦を取りやめ、1995年(平成7年)から市販車ベースの「ニスモ GT-R LM」で参戦していたが、思うような成績を残せなかった。

NISMO GT-R LM 1996年ル・マン24時間レース参戦車を展示
横浜市の日産グローバル本社ギャラリーでは、2018年8月21日から11月25日までの予定で、特別展示イベント「世界に挑め。日産グローバルモータースポーツ60年~ 60 years of NISSAN International Motorsport~」を開催している。今回は11月13日から11月25日まで展示されている、NISMO GT-R LM 1996年ル・マン24時間レース参戦車を紹介する。

日産 R390 GT1

そして1997年(平成9年)は、総合優勝を目指して開発したGT1規定のマシン「R390 GT1」で参戦。
3台がエントリーしたが、トランスミッションにトラブルを抱えたため、星野一義/エリック・コマス/影山正彦組の23号車が総合12位・クラス5位で完走したにとどまった。

日産 R390 GT1

翌1998年(平成10年)はR390 GT1に改良を施し、総合3位を獲得した。
1998年のR390 GT1の記事は下記リンクから。

日産 ル・マン3位のR390GT1を展示
横浜市の日産グローバル本社ギャラリーでは、2018年8月21日から11月27日までの予定で、特別展示イベント「世界に挑め。日産グローバルモータースポーツ60年~ 60 years of NISSAN International Motorsport~」を開催している。今回は10月18日から10月29日まで展示されている、R390GT1を紹介する。

日産 R390 GT1 主要諸元

ヘリテージコレクションNo.151
全長:4,585㎜
全幅:2,000㎜
全高:1,090㎜
ホイールベース:2,720㎜
トレッド(前/後):1,710㎜/1,640㎜
車両重量:1,000㎏以上
サスペンション(前後共):ダブルウィッシュボーン
ブレーキ(前後共):AP製14インチ・カーボンローター・カーボンパッド
タイアサイズ(前/後):280-35-R18/335-40-R18

日産 R390 GT1 エンジン主要諸元

エンジン型式:VRH35L(V型8気筒DOHCツインターボ)
総排気量:3,495㏄
最高出力:478kW(650ps)以上/7,000rpm
最大トルク:706N・m(72.0kgm)以上/5,000rpm

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