スカイラインの60周年記念車「60th Limited」誕生を記念した展示が、日産グローバル本社ギャラリーで開催されている。
「60th Limited」展示は3月で一旦終了したが、ヘリテージカーを追加した記念展示が3月27日から5月21日まで開催されている。
2017年3月27日から4月24日まで展示されている、4代目スカイラインを紹介する。
スカイライン ハードトップ 2000GTX-E(1976年・KGC111型)
4代目スカイライン・C110型は1972年(昭和47年)9月にデビューした。
当時は厳しさを増す排出ガス規制に全車を適合させる必要があり、スカイラインのメインエンジンであった直列6気筒のL20型エンジンもキャブレターからEGI仕様へ変更され、型式名がL20Eとなった。
展示車はL20E型エンジンを搭載した後期型2000GTX-Eである。
展示車の内装色はブラウンだった。
触媒を使った排出ガス浄化装置「NAPS」のエンブレムと、リアウインドウ下に張られた規制適合のステッカーが時代を感じさせる。
ヘリテージコレクションNo.074
全長:4,460㎜
全幅:1,625㎜
全高:1,385㎜
ホイールベース:2,610㎜
トレッド(前/後):1,370mm/1,350mm
車両重量:1,210㎏
サスペンション(前/後):ストラット/セミトレーリングアーム
ブレーキ(前/後):ディスク/ドラム
タイア:6.45S-14-4PR
エンジン主要諸元
エンジン型式:L20E(直列6気筒・OHC)
総排気量:1,998㏄
最高出力:96kW(130ps)/6,000rpm
最大トルク:167N・m(17.0kgm)/4,400rpm