日産 R390GT1 1997年モデルを展示

日産グローバル本社ギャラリーでは、2015年6月9日から6月28日まで、ル・マン24時間レースに関連した展示が行われている。

今回は1997年(平成9年)のル・マン24時間レースに出場したR390 GT1を紹介する。

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ニッサン R390 GT1(1997年・R390型)

R390GT1 1997年モデル

1995年(平成7年)と1996年(平成8年)はニスモがGT-R LMでル・マン24時間レースに参戦していたが、1997年(平成9年)から再び日産チームとしてル・マンに参戦することとなった。

R390 GT1はそのために開発されたマシンで、「R390」という名前はかつてのプリンスR380にちなんだものである。

R390GT1 1997年モデル

21号車・22号車・23号車の3台がエントリーしたがミッショントラブルが多発し、唯一完走したのが総合12位・クラス5位の23号車、つまり今回の展示車である。

ドライバーは星野一義/エリック・コマス/影山正彦組であった。

R390GT1 1997年モデル

R390 GT1はリアの形状を変更して翌1998年(平成10年)のル・マン24時間レースにも参戦している。
R390 GT1 1998年モデルはこちら

R390GT1 1997年モデル

ヘリテージコレクションNo.151
全長:4,585㎜
全幅:2,000㎜
全高:1,090㎜
ホイールベース:2,720㎜
トレッド(前/後):1,710㎜/1,640㎜
車両重量:1,000㎏以上
サスペンション(前後共):ダブルウィッシュボーン
ブレーキ(前後共):AP製14インチ・カーボンローター・カーボンパッド
タイアサイズ(前/後):280-35-R18/335-40-R18

エンジン主要諸元

エンジン型式:VRH35L(V型8気筒DOHCツインターボ)
総排気量:3,495㏄
最高出力:478kW(650ps)以上/7,000rpm
最大トルク:706N・m(72.0kgm)以上/5,000rpm

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