木村拓哉さんが出演した日産のテレビCM「やっちゃえ日産 幕開け編」に登場した日産のヘリテージカー4台が、2020年10月6日から11月23日まで日産グローバル本社ギャラリーに展示された。
この4台は「走り」と「技術」の側面から、2021年発売予定の電気自動車「アリア」に通じる日産の挑戦の歴史を表現するために選ばれた。
今回はスカイライン2000GT-Rを紹介する。
スカイライン ハードトップ 2000GT-R(1972年・KPGC10型)
スカイライン2000GT-Rは、1969年(昭和44年)に4ドアセダンとして発売された。
1970年(昭和45年)にはコーナリングスピードを向上させるためにホイールベースを70㎜短縮した2ドアハードトップとなった。
プロトタイプレーシングカーのプリンスR380に搭載されていたGR8型エンジンの技術を生かして、スカイラインGT-R用に開発されたS20型エンジンや100リッターの燃料タンク、バケットシートなどの装備も4ドアセダンから引き継がれた。
同イベントに展示されたフェアレディ 240ZG、サファリ、スカイラインGT-R(R32)の記事は下記リンクから。
https://nissangallery.jp/ghq/hs30h_202104/
https://nissangallery.jp/ghq/safari161_202104/
https://nissangallery.jp/ghq/bnr32_202104/
スカイライン ハードトップ 2000GT-R 主要諸元
ヘリテージコレクションNo.401
全長:4,330㎜
全幅:1,665㎜
全高:1,370㎜
ホイールベース:2,570㎜
トレッド(前/後):1,370㎜/1,365㎜
車両重量:1,100㎏
サスペンション(前/後):ストラット/セミトレーリングアーム
ブレーキ(前/後):ディスク/ドラム
タイア:6.45H-14-4PR
スカイライン ハードトップ 2000GT-R エンジン主要諸元
エンジン型式:S20型(直列6気筒・DOHC・4バルブ)
総排気量:1,989㏄
最高出力:118kW(160ps)/7,000rpm
最大トルク:176N・m(18.0kgf・m)/5,600rpm