「やっちゃえ日産」CMに登場したフェアレディ 240ZGを展示

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木村拓哉さんが出演した日産のテレビCM「やっちゃえ日産 幕開け編」に登場した日産のヘリテージカー4台が、2020年10月6日から11月23日まで日産グローバル本社ギャラリーに展示された。

この4台は「走り」と「技術」の側面から、2021年発売予定の電気自動車「アリア」に通じる日産の挑戦の歴史を表現するために選ばれた。
今回はフェアレディ 240ZGを紹介する。

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フェアレディ 240ZG(1972年・HS30H型)

フェアレディ 240ZG(1972年・HS30H型)

240Zは1970年(昭和45年)に北米向けに設定されたモデルで、日本では1971年(昭和46年)に追加設定された。
L24型エンジンは最高出力110kW(150ps)/5,600rpm・最大トルク206N・m(21.0kgf・m)/4,800rpmで最高速度は210km/hと、当時の国産スポーツカーではトップレベルの性能だった。

日本では「240Z」、「240Z-L」、「240ZG」の3グレードが設定され、今回の展示車である「240ZG」は最上級グレード。

フェアレディ 240ZGのリヤビュー
240ZGはフロントエンドが専用デザインとなり、延長された「エアロダイナ・ノーズ」やヘッドライトカバーが装備される。

なお、延長されたノーズについて、下記リンクにある2013年の展示の時は解説用パネルには通称である「Gノーズ」と記載され、日産自動車の呼称「エアロダイナ・ノーズ」が記載されていなかったが、今回の展示では「Gノーズ(エアロダイナ・ノーズ)」と併記されていた。
2013年に同車が展示された際の記事は下記リンクを参照。

https://nissangallery.jp/ghq/80th240zg_201312/

 

トランスミッションは5速MTと3速ATが設定され、グランドツーリングカーとしての資質も備えていた。

フェアレディ 240ZGの運転席

同イベントに展示されたスカイライン2000GT-R、サファリ、スカイラインGT-R(R32)の記事は下記リンクから。

https://nissangallery.jp/ghq/kpgc10_202104/

https://nissangallery.jp/ghq/safari161_202104/

https://nissangallery.jp/ghq/bnr32_202104/

フェアレディ 240ZG 主要諸元

ヘリテージコレクションNo.340
全長:4,305㎜
全幅:1,690㎜
全高:1,285㎜
ホイールベース:2,305㎜
トレッド(前/後):1,355㎜/1,345㎜
車両重量:1,010㎏
サスペンション(前/後):ストラット/ストラット
ブレーキ(前/後):ディスク/ドラム(アルミフィン付)
タイア:175HR14

フェアレディ 240ZG エンジン主要諸元

エンジン型式:L24型(直列6気筒・OHC)
総排気量:2,393㏄
最高出力:110kW(150ps)/5,600rpm
最大トルク:206N・m(21.0kgf・m)/4,800rpm

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