日産グローバル本社ギャラリーでは、2014年12月2日から12月25日まで、日産自動車の80周年を記念した特別展示の第4弾である「日産80周年グランドフィナーレ~80年のありがとうをこめて~」Part2が開催されている。
第4弾となる今回の展示はPart1とPart2に分かれており、今回はPart2として10台が展示された。
その中からダットサンブルーバード1600SSSクーペを紹介する。
ダットサンブルーバード1600SSSクーペ(1969年 KP510型)
3代目ブルーバードとなる510型は、1967年(昭和42年)8月に発売された。
「スーパーソニックライン」と呼ばれるシャープなスタイリングや、セミトレーリングアーム式リアサスペンションやOHCエンジンを採用した高い性能が好評となり、グローバル販売台数150万台を記録する大ヒット車となった。
1968年(昭和43年)11月には2ドアクーペが追加され、1970年(昭和45年)にはセダン1600SSSがサファリラリーで総合優勝した。
展示車は1.6リッターツインキャブエンジンを搭載したSSSで、シリーズの中でも特に人気があったグレード。
ボディカラーは、サファリラリーをモチーフとしたサファリブラウンである。
ヘリテージコレクションNo.242
全長:4,120㎜
全幅:1,560㎜
全高:1,395㎜
ホイールベース:2,420㎜
トレッド(前/後):1,270㎜/1,280㎜
車両重量:935㎏
サスペンション(前/後):ストラット/セミトレーリングアーム
ブレーキ(前/後):ディスク/ドラム
タイア:5.60-13 4PR
エンジン主要諸元
エンジン型式:L16(直列4気筒・OHC)SUツインキャブ
総排気量:1,595㏄
最高出力:74kW(100ps)/6,000rpm
最大トルク:132N・m(13.5kgm)/4,000rpm