日産グローバル本社ギャラリーのヘリテージゾーンでは、2019年11月23日から12月25日まで、歴代フェアレディZから3台が展示された。
今回は5代目フェアレディZを紹介する。
日産 350Z ロードスター(2003年・HZ33型)
4代目フェアレディZ(Z32型)が2000年(平成12年)に生産終了となってから2年後の2002年(平成14年)に発売されたのが5代目フェアレディZ(Z33型)で、海外では350Zという車名だった。
発売当初はクローズドボディのみだったが、2003年(平成15年)にはオープンボディの「フェアレディZロードスター(海外名350Zロードスター)」が追加された。
ソフトトップは電動式で、およそ20秒で開閉が可能となっていた。
今回の展示車は海外のモーターショー出展用に制作されたショーカーのため、左ハンドルとなっている。
日産 350Z ロードスター 主要諸元
ヘリテージコレクションNo.383
全長:4,310㎜
全幅:1,815㎜
全高:1,325㎜
ホイールベース:2,650㎜
トレッド(前/後):1,535㎜/1,540㎜
車両重量:1,550㎏
サスペンション(前後共):マルチリンク
ブレーキ(前後共):ベンチレーテッドディスク
タイア:225-50-R17/235-50-R17
日産 350Z ロードスター エンジン主要諸元
エンジン型式:VQ35DE型(V型6気筒・DOHC)
総排気量:3,498㏄
最高出力:206kW(280ps)/6,200rpm
最大トルク:363N・m(37.0kgf・m)/4,800rpm