東京オートサロン2020が、千葉県の幕張メッセで2020年1月10日~12日に開催された。
オイルメーカーのモチュールのブースには、2003年に全日本GT選手権(JGTC)に参戦していたスカイラインGT-Rのレーシングカー「モチュール ピットワークGT-R」が展示された。
モチュール ピットワークGT-R(2003年・BNR34型)
スカイラインGT-R(BNR34型)の全日本GT選手権(JGTC)・GT500クラス車両。
スカイラインGT-RでのGT500最後のシーズンとなった2003年のニスモチームは22号車・モチュール ピットワークGT-Rと23号車・ザナヴィ ニスモGT-Rの2台体制で参戦。
2003年(平成15年)は日産自動車の創業70周年の年だったため、記念のステッカーが貼られていた。
今回展示された22号車は影山正美選手とリチャード・ライアン選手のドライブで第2戦・富士で優勝し、ドライバーズランキング3位。
23号車がタイトルを獲得し、スカイラインGT-Rは有終の美を飾った。
モチュール ピットワークGT-R(2003年・BNR34型)主要諸元
全長:4,600㎜
全幅:1,885㎜
ホイールベース:2,665㎜
車両重量:1,080㎏以上
トレッド(前/後):1,555㎜/1,555㎜
サスペンション(前後共):ダブルウィッシュボーン
ブレーキ(前後共):ベンチレーテッドディスク
タイア(前後共):330-40-R18
エンジン型式:VQ30DETT(V型6気筒・DOHCツインターボ)
総排気量:2,987㏄
最高出力:356kW(485ps)以上/5,600rpm
最大トルク:735N・m(75kgm)以上/4,000rpm