2014年1月20日に発表された(発売は2月5日)日産「ティアナ」(L33型)は、従来よりも走りの楽しさを強調している。
なぜかというと、3代目となった新型ティアナは北米向け「アルティマ」と統合されて兄弟車となったからである。
アルティマがスポーティな方向になったため、兄弟車となった新型ティアナでは歴代ティアナから引き継いだ内装の上質感に加え、走りの楽しさをアピールすることとなった。
日本は後回し
2012年に発売された現行アルティマは5代目で、型式はL33。
米国のスマーナ工場で生産され、米国、カナダ、メキシコ、韓国で販売されている。
ティアナとしてはすでに2013年3月から中国で発売されており、1年近く遅れて日本へ導入されたことになる。
今まで個別に開発していた2車種を1車種に統合、しかもボリュームゾーンである北米と中国に合わせて開発することでコスト削減効果を狙っている。
日産は既にエクストレイルとデュアリスとローグの統合やエルグランドとクエストの統合を実施している。