1990年チャンピオンのGT-Rを展示

R32GT-R グループAと市販車

日産グローバル本社ギャラリーでは日産自動車の創立80周年を記念した特別展示が行われており、スカイラインGT-Rが展示されている。

今回展示されているのは「R32GT-R」として知られるBNR32型で、1990年のグループAレースで優勝した12号車・カルソニックが市販車とともに展示されている。
展示期間は2014年1月7日から2月12日まで。
※2014年1月29日追記:展示期間が2014年3月31日まで延長された。

この特別展示は2013年9月に行われた人気投票で上位だった車種を展示するというもので、R32GT-RのグループA・12号車のカルソニックスカイラインはモータースポーツ部門で第1位だった。

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1990年のチャンピオンマシン

R32グループA カルソニックスカイライン

R32GT-RはグループA規定の全日本ツーリングカー選手権(JTC)での勝利を目的として開発された。
そして1990年(平成2年)のデビュー戦から勝ち続け、他メーカーはGT-Rより速い車両を開発できずに撤退。
複数のチームがGT-Rを導入したため、レースはGT-R同士の争いとなっていった。
そのためJTCが終了する1993年(平成5年)までの4シーズン・29戦はすべてスカイラインGT-Rが総合優勝した。

12号車・カルソニックスカイラインは1990年と1993年のチャンピオンで、展示車は星野一義/鈴木利男組がドライバーを務めた1990年モデル。

1990年 カルソニックスカイライン

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スカイラインGT-R #12カルソニック(1990年・BNR32型)主要諸元

記念庫No.249
全長:4,545㎜
全幅:1,755㎜
全高:1,340㎜
ホイールベース:2,615㎜
トレッド(前/後):1,610㎜/1,530㎜
車両重量:1,260㎏以上
サスペンション(前/後):マルチリンク/マルチリンク
ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク
タイア:265/700-18

エンジン主要諸元

エンジン型式:RB26DETT(直列6気筒・DOHC・ツインターボ)
総排気量:2,568㏄
最高出力:405kW(550ps)/7,600rpm
最大トルク:490N・m(50.0kgm)/6,000rpm

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