2013年11月11日、日産自動車は新型スカイラインを2014年2月末に発売することを発表し、日産グローバル本社ギャラリーで19時から発表記者会見が行われた。
今回で13代目となるスカイラインの型式はV37型で、近年日本国内で販売を伸ばしているドイツ製プレミアムセダン(BMW、アウディ、メルセデス・ベンツ)に対抗すべく、真のグローバルプレミアムカーとして日産のマザー工場である栃木工場で生産される。
新型スカイライン発表
ドイツ車ユーザーを奪えるか?
1957年の初代モデル発売以来56年目となるスカイラインは今回が13代目。
フロントグリルには日産が海外で展開している高級ブランド・インフィニティのエンブレムが装着され、日産のエンブレムは装着されていない。
日本国内で販売を伸ばしているドイツ製プレミアムセダン(BMW、アウディ、メルセデス・ベンツ)に対抗すべく、日本国内でもインフィニティのエンブレムとされたのだ。
月間販売目標は200台。
インフィニティのブランド力で、日本国内のドイツ車ユーザーを奪えるか、あるいは日産車ユーザーのドイツメーカー流出を食い止めることができるか注目される。
ハイブリッド車のみ設定、従来型も継続販売
新型スカイラインはハイブリッド車のみが設定される。
ハイブリッドシステムはフーガハイブリッドと基本的に共通の3.5リッターV6エンジンと1モーター2クラッチ方式の組み合わせで、燃費は18.4km/lと排気量3リッター以上の4ドアセダンとしてはトップレベルとなっている。
なお、ガソリン車については従来型のスカイライン(V36型)を継続販売する。
スカイライン、新旧モデルを併売