2013年1月11日~13日に幕張メッセで開催された「東京オートサロン2013」。
日産ブースの展示車から、2012年のスーパーGTに参戦したモチュール オーテック GT-Rを紹介します。
レースでのタイア交換とドライバー交代を実演 モチュールオーテックGT-R
モチュール オーテック GT-R
2012年スーパーGT GT500クラス参戦車両。
ドライバーはニスモのエースドライバー本山哲選手とFIA GT1世界チャンピオンのミハエル・クルム選手で、ウイングのような形状のドアミラーが印象的。
千代勝正選手と関口雄飛選手がタイア交換とドライバー交代を実演
ピットワークシミュレーションコーナーでは来場者によるタイア交換体験が開催されましたが、毎年やっているので見飽きた感もでてきました。
そこでマンネリ化を避けるためか、今回は2012年のスーパーGT GT300クラスでGT-Rのドライバーを努めた千代勝正選手と関口雄飛選手がゲスト出演し、ドライバー交代のシミュレーションを披露してくれました。
ニスモのメカニックによるタイア交換。
この日1回目のシミュレーションコーナーだったこともあってタイムは5秒台でしたが、レース中は3秒台で交換することもあるそうです。
千代勝正選手と関口雄飛選手によるドライバー交代の実演もありました。
消防法の規定でブース内での給油はできませんでしたが、給油に使うリグが置かれていました。
モチュール オーテック GT-R(2012年モデル) 主要スペック
- 出展車両名:MOTUL AUTECH GT-R(2012 SUPER GT)
- ベース車名:ニッサンGT-R
- ベース車名型式:ニッサン DBA-R35
- 公道走行不可
サイズ・重量
- 全長:4,695mm
- 全幅:2,000mm
- ホイールベース:2,720mm
- トレッド(前):1,685mm
- トレッド(後):1,675mm
- 車両重量:1,100kg
エンジン
- 型式:VRH34B
- 排気量:3,396cc
- 最高出力:530ps以上
- 最大トルク:45kgm以上
駆動系
- クラッチ:5.5”カーボントリプルプレート
- トランスミッション型式:トランスアクスルタイプ6速シーケンシャル
- ブレーキ(前):ベンチレーテッドディスク
- ブレーキ(後):ベンチレーテッドディスク
- 駆動方式:2WD(FR)
- ホイール(前):13.0J×18
- ホイール(後):13.0J×17
- タイア(前):330/40-R18
- タイア(後):330/45-R17