日産NV400をベースにしたEV(電気自動車)の救急車を展示

東京国際消防防災展2023が2023年(令和5年)6月15日から18日まで東京ビッグサイトで開催された。

日産自動車は出展していなかったが、東京消防庁のブースには日産NV400をベースにしたEV(電気自動車)の救急車が展示された。

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特殊救急車(電気自動車)(ベース車:日産NV400)

東京消防庁の特殊救急車(ベース車:日産NV400)

ベース車は日産が欧州市場で販売している商用バン「NV400」。
ルノーからOEM供給を受けている車種で、ルノーの商用車「マスター」の日産版である。

東京消防庁の特殊救急車(ベース車:日産NV400)のエンブレム

2020年(令和2年)5月に東京消防庁池袋消防署へ納入された。
東京都が推進する「ゼロエミッション東京」の取り組みの一環で導入された、国内初のEV(電気自動車)救急車で、東京消防庁での名称は「特殊救急車(電気自動車)」。
池袋消防署のデイタイム救急隊で運用されている。

東京消防庁の特殊救急車(ベース車:日産NV400)内装

内外装の架装は欧州のGruau社に、日本国内の法規適合や専用架装は日産の救急車「パラメディック」で実績のあるオートワークス京都へ委託して行われた。
リチウムイオン電池は33kWhの駆動用バッテリーとは別に8kWhの装備品用バッテリーを搭載し、電装機器やエアコンを長時間使うことができ、災害時の移動電源としても活用できる。

東京消防庁の特殊救急車(ベース車:日産NV400)のリヤビュー

  • 全長:5,548㎜
  • 全幅:2,070㎜
  • 全高:2,499㎜
  • 車両総重量:3.5トン
  • 乗車定員:7名
  • モーター:最高出力55kW、最大トルク220Nm
  • 駆動用バッテリー容量:33kWh
  • 装備品用バッテリー容量:8kWh
  • 航続距離:130㎞
  • 駆動方式:前輪駆動

東京消防庁の特殊救急車(ベース車:日産NV400)キュータのステッカー

修復されたニッサン180型消防車は下記リンクから。

ニッサン180型消防車を修復し、「東京国際消防防災展2023」に展示

東京国際消防防災展2023が2023年(令和5年)6月15日から18日まで東京ビッグサイトで開催された。

日産自動車は出展していなかったが、東京消防庁は日産の手で修復された「ニッサン180型消防車」を展示。
初日である6月15日にはお披露目イベントが行われた。
1923年(大正12年)9月に発生した関東大震災から100年となる今年、再び走行可能な状態となった。

日産キャラバンをベースにしたトーハツ株式会社の消防車2種類は下記リンクから。

日産キャラバンをベースにした「トーハツ株式会社 消防機材搭載 多用途消防車」

東京国際消防防災展2023が2023年(令和5年)6月15日から18日まで東京ビッグサイトで開催された。

日産自動車は出展していなかったが、トーハツ株式会社ブースには日産キャラバンをベースとした多用途消防車が展示されていた。

日産キャラバンをベースにした「トーハツ株式会社 多機能型積載車 ワンボックスⅡ型」

東京国際消防防災展2023が2023年(令和5年)6月15日から18日まで東京ビッグサイトで開催された。

日産自動車は出展していなかったが、トーハツ株式会社ブースには日産キャラバンをベースとした多機能型積載車が展示されていた。

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