日産GT-Rの開発責任者として知られる水野和敏さんが、2013年3月31付けで日産自動車を退社しました。
退社の理由について様々な憶測がされましたが、2013年4月12日発売の写真週刊誌「フライデー」に水野さんのインタビューが掲載されていました。
水野和敏さん退社の理由
移籍を否定
水野さんは現在61歳で、2012年1月に日産を定年退職した後1年ごとに契約更新をする嘱託社員として日産に勤務していました。
そして1年経ち、後進に道を譲ってはという日産からの要請もあり退社しました。
水野さんは、「円満退社で、日産自動車には感謝している」と述べています。
また、他社へ移籍するのではという噂について、日産在職中も退社後も他社とコンタクトはとっていないと否定。
オファーがあれば自動車以外の分野もやってみたいそうですが、現在のところまだ何も決まっていないそうです。
水野さん、記者を諭す
フライデー記者の「もし、韓国の現代(ヒュンダイ)自動車からオファーが来たら行くのか?」という質問を、水野さんは
そういう考えが『井の中の蛙』なんだ。
と一蹴。
そして水野さんは、
「日本車が韓国車より上だと思っているようだが、ヨーロッパの人は日本車も韓国車も同じようなものとして捉えている。いつまでもそういう考え方をしていると、日本のメーカーは韓国のメーカーに追い越されてしまう。」
と韓国メーカーを侮っている記者を諭す場面もありました。