ヘリテイジカーの展示イベント「オートモビルカウンシル2017(AUTOMOBILE COUNCIL 2017)」が2017年8月4日から6日まで、千葉県の幕張メッセで開催された。
オートモビルカウンシルは、「クラシック ミーツ モダン」というコンセプトで自動車メーカーやヘリテイジカー専門ショップが参加するイベントで2016年にスタートし、今年が2回目の開催となる。
日産自動車も出展しており、日産ブースでは「時代の最先端デザイン」というテーマで、ヘリテイジカー3台が展示された。
今回はダットサン14型ロードスターを紹介する。
ダットサン14型ロードスター(1935年)
スタイリングを手掛けたのは、工業デザイナー・エンジニアとして有名な富谷龍一氏。
フロントグリルの上のウサギのマスコットはダットサンの「ダット」にウサギが走る脱兎のイメージを重ねたもの。
格納式のリアシートを装備しており、開いた状態での展示も行われた。
ダットサン14型ロードスター 主要諸元
全長:2,790㎜
全幅:1,190㎜
ホイールベース:2,005㎜
トレッド(前/後):990mm/1,026mm
車両重量:550㎏
サスペンション(前/後):横置きリーフ/リーフ・リジッド
ブレーキ(前/後):ドラム/ドラム
タイア:4.00-24バルーン
ダットサン14型ロードスターエンジン主要諸元
エンジン型式:7型(直列4気筒・サイドバルブ)
総排気量:722㏄
最高出力:11kW(15ps)/3,600rpm