2014年6月24日、パシフィコ横浜で日産自動車の第115回株主総会が行われ、コンセプトカーや未発表の車両も含めた計8台が展示された。
今回は全米の日産ディーラーで2014年7月から発売が予定されている、2015年モデルの370Z NISMO北米仕様を紹介する。
GT-Rをモチーフに
2014年5月、北米で発表された2015年モデルの370Z NISMOは外観と内装の変更、トランスミッションが6速MTに加え7速ATも選択可能となった。
日本で発売されているフェアレディZ NISMOは以前から2種類のトランスミッションが選択可能となっている。
フロントスポイラーにGT-Rをモチーフとしたデザインを採用し、フロントバンパーにはLEDデイタイムランニングライトが内蔵された。
リアバンパーとリアスポイラーも新造形となっている。
リアスポイラーは従来のウイングタイプからボディとの一体感のある形状へ変更。
ボディカラーはソリッドレッド、マグネティックブラック、ブリリアントシルバー、パールホワイトの4色が用意されるが、今回の展示車はブリリアントシルバー。
アルミ鍛造ホイールはツイン5本スポークでチャコールグレーのカラーリングになっている。
タイアサイズはフロント245/40R19リア285/35R19。
内装はシートにRECAROのシートを採用。
サイドがブラックのレザー、センターがレッドのアルカンターラとなっており、サイドエアバッグも装備される。
シート形状はGT-R NISMOを思わせるものとなった。
370Z NISMO 北米仕様(試作車)
全長:4,330㎜
全幅:1,870㎜
全高:1,315㎜
乗車定員:2名
エンジン型式:VQ37VHR
最高出力:350hp/7,400rpm
最大トルク:276lb-ft/5,200rpm
駆動方式:後輪駆動