日産、e-nv200を株主総会に展示

パシフィコ横浜で2014年6月24日に開催された日産自動車の第115回株主総会。

会場には電気自動車の商用車「e-NV200」試作車が展示された。

e-NV200

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バッテリーパックは新設計

日産は2014年6月9日、電気自動車の商用車「e-NV200」を2014年10月から発売すると発表した。

既に発売されているリーフはグローバル市場における量産電気自動車の48%を占めている。
電気自動車市場のリーダーとなった日産の第2弾がe-NV200。
スペイン・バルセロナ工場で生産され、日本とヨーロッパで販売される。

2050年世界人口の70%が都市部に集中する。
自動車販売も2050年グローバル需要2億台になるといわれており、商用車とタクシーのゼロエミッション化が求められている。
ベース車のNV200は2009年インターナショナルバンオブザイヤーに選ばれている。

リーフのパワートレインを流用し、ギア比のみ変更。
新設計のバッテリーパックを床下に搭載し、ラゲッジルームはベース車のNV200と同じ寸法を確保。
積載重量は650㎏となっている。

e-NV200

バッテリーを床下に搭載することはバッテリーをプラットフォームに結合することになるため、車体のねじれ剛性が約20%向上。
ステアリングレスポンスや静粛性の向上につながった。

インストルメントパネルのセンタークラスターはリーフのデザインを受け継ぐことで日産の電気自動車として操作感の統一が図られている。

e-NV200

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e-NV200 バンGX(試作車)

メーカー希望小売価格(車両本体)4,078,080円(消費税を含む)
全長:4,560㎜
全幅:1,755㎜
全高:1,855㎜
車両重量:1,570㎜
ホイールベース:2,725㎜
乗車定員:5名
駆動用バッテリー種類:リチウムイオン電池
駆動用バッテリー総電圧:360V
駆動用バッテリー総電力量:24kWh
原動機型式:EM57
最高出力(ネット):80kW(109ps)/3,008~10,000rpm
最大トルク(ネット):254N・m(25.9kgf・m)/0~3,008rpm
駆動方式:前輪駆動

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