日産 スカイラインGT-RのグループA仕様を展示

横浜市の日産グローバル本社ギャラリーでは、2018年8月21日から11月27日までの予定で、特別展示イベント「世界に挑め。日産グローバルモータースポーツ60年~ 60 years of NISSAN International Motorsport~」を開催している。

日産が海外でのモータースポーツ活動を始めてから60年となるのを記念して、ヘリテージカーの中から代表的な競技車両14台が2台ずつ7回に分けて展示される。
今回は2018年10月30日から11月12日まで展示された、スカイラインGT-RのグループA仕様・ゼクセルスカイラインを紹介する。

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ゼクセルスカイライン 1991年スパ・フランコルシャン24時間レース 総合優勝車仕様(1991年・BNR32型)

ゼクセル スカイライン グループA

1989年(平成元年)8月に発売されたR32型スカイラインGT-RはグループAレースを前提に開発され、直列6気筒ツインターボのRB26DETT型エンジンや、電子制御トルクスプリット4WDの「アテーサE-TS」を搭載していた。

ゼクセルスカイライン

国内のグループAレースでは参戦した29戦ですべて優勝。
国内だけでなく、ベルギーのスパ・フランコルシャン24時間レースにも1990年(平成2年)から1992年(平成4年)にかけて参戦し、1991年(平成3年)には25号車・ゼクセルスカイラインが総合優勝した。
当時の実車は現存していないため、展示車は2009年に再現されたレプリカである。

ゼクセル スカイライン グループA
ゼクセル スカイライン グループA

2017年3月にグローバル本社ギャラリーに展示された際の記事は下記リンクを参照。

日産 グループA仕様のゼクセルスカイラインを展示
日産グローバル本社ギャラリーでは、2017年2月19日から3月26日まで、日産モータースポーツ特別展示イベントを開催している。今回は2017年2月19日から3月20日まで展示されている、グループA仕様のゼクセルスカイラインを紹介する。

ゼクセルスカイライン 1991年スパ・フランコルシャン24時間レース 総合優勝車仕様 主要諸元

ヘリテージコレクションNo.327
全長:4,545㎜
全幅:1,755㎜
全高:1,320㎜
ホイールベース:2,615㎜
トレッド(前/後):1,610mm/1,530mm
車両重量:1,250㎏
サスペンション(前後共):マルチリンク
ブレーキ(前後共):ベンチレーテッドディスク
タイア(前後共):265-700-18

ゼクセルスカイライン 1991年スパ・フランコルシャン24時間レース 総合優勝車仕様 エンジン主要諸元

エンジン型式:RB26DETT(直列6気筒・DOHCツインターボ)
総排気量:2,568㏄
最高出力:405kW(550ps)以上/7,600rpm
最大トルク:490N・m(50.0kgm)以上/6,000rpm

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