ザナヴィ ニスモGT-R 2002年モデルを展示

ザナヴィ ニスモGT-R 2002年 日産グローバル本社ギャラリー

日産グローバル本社ギャラリーでは、2015年11月29日にニスモフェスティバルが開催されたのに合わせて、2015年11月28・29日の2日間レーシングカーの特別展示が行われた。

5台のレーシングカーが展示されたが、今回はザナヴィ ニスモGT-Rを紹介する。

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ザナヴィ ニスモGT-R(2002年 BNR34型)

ザナヴィ ニスモGT-R 2002年

展示車は2002年(平成14年)シーズンの全日本GT選手権・GT500クラス参戦車で、本山哲/ミハエル・クルム組がドライブした。

ザナヴィ ニスモGT-R 2002年

2002年シーズンはエンジンが直列6気筒のRB26DETTからV型6気筒のVQ30DETTに変更されるという節目のシーズンであった。
もともとグループA用に開発されたRB26DETTはGT選手権でも引き続き使われていたが、大きく重いことが足かせとなりトヨタ・スープラやホンダ・NSXに対して性能面で大きなアドバンテージを得にくくなっていた。
そこで軽量・コンパクトなV型6気筒への換装が行われた。

ザナヴィ ニスモGT-R 2002年

2002年シーズンには3台のGT-Rがエントリーしたが、ザナヴィ ニスモGT-Rは5月の第3戦・菅生でVQ30DETTを初投入し、予選12位・決勝7位でフィニッシュした。

ザナヴィ ニスモGT-R 2002年

RB26DETTの最終レースとなった第4戦・セパンでは4位。
7月の第5戦・富士からは3台ともVQ30DETTに移行し予選3位・決勝2位の結果を得ている。

最終戦までドライバーズチャンピオン争いに加わった戦闘力の高いマシンであった。

ザナヴィ ニスモGT-R 2002年

この時期のGT500車両は、市販車のモノコックにロールケージを取り付けるというボディ構造で、エンジン取り付け位置は市販車と同じ位置に取り付けなければならないという規定であった。

ザナヴィ ニスモGT-R 2002年

なお、VQ30DETTというエンジンは3リッターのV型6気筒であるVQ30にDOHCとツインターボを与えたものだが、市販車でVQ型のターボはシングルターボのVQ25DETとVQ30DETで、VQのツインターボは市販車には採用されなかった。

ヘリテージコレクションNo.326
全長:4,600㎜
全幅:1,885㎜
ホイールベース:2,665㎜
トレッド(前/後):1,555㎜/1,555㎜
車両重量:1,100㎏以上
サスペンション:ダブルウィッシュボーン(前後共)
ブレーキ:ベンチレーテッドディスク(前後共)
タイア:330-40-R18(前後共)

エンジン主要諸元

エンジン型式:VQ30DETT(V型6気筒・DOHCツインターボ)
総排気量:2,987㏄
最高出力:357kW(485ps)以上/5,600rpm
最大トルク:736N・m(75.0㎏m)以上/4,000rpm