V35型スカイラインのセーフティカーが、日産グローバル本社ギャラリーで2018年12月7日から12月20日まで展示されている。
2018年12月17日追記:展示期間が2019年1月7日まで延長された(2018年12月28日~2019年1月1日は休館日)。
スカイライン 300GT セーフティカー(2002年・HV35型)
11代目スカイライン(V35型)は2001年(平成13年)6月に発売された。
それまでスカイラインの伝統となっていた直列6気筒エンジンの代わりに、コンパクトなV型6気筒エンジンをフロントミッドシップに搭載した「FM(フロント・ミッドシップ)パッケージ」というプラットフォームを採用し、前後の重量バランスを改善した。
FMパッケージを開発したのは水野和敏氏で、後にR35型GT-Rの開発責任者として「PM(プレミアム・ミッドシップ)パッケージ」を開発した。
PMパッケージが日産グローバル本社ギャラリーに展示された際の記事は下記リンクを参照。
メーカーオプションのリヤスポイラーの他、当時ニスモがアフターパーツとして発売していたアルミホイール、エアロパーツ(フロントエアロバンパー・サイドシルプロテクター・リアアンダープロテクター)、マフラーが装着されている。
内装は4点式シートベルトを装着。
リヤシートは撤去され、ロールケージが装着されている。
スカイライン 300GT セーフティカー 主要諸元
ヘリテージコレクションNo.208
全長:4,675㎜
全幅:1,750㎜
全高:1,470㎜(警告灯含まず)
ホイールベース:2,850㎜
トレッド(前/後):1,500mm/1,505mm
車両重量:1,490㎏
サスペンション(前後共):マルチリンク
ブレーキ(前後共):ベンチレーテッドディスク
タイア(前/後):225-45R18/245-45R18
スカイライン 300GT セーフティカー エンジン主要諸元
エンジン型式:VQ30DD型(V型6気筒・DOHC・直噴)
総排気量:2,987㏄
最高出力:191kW(260ps)/6,400rpm
最大トルク:323N・m(27.5kgf・m)/4,800rpm