日産グローバル本社ギャラリーでは夏休みファミリーイベントとして、2012年パリモーターショーに出品した コンセプトカー「TeRRA(テラ)」を日本初公開し、2013年7月20日から8月22日まで展示している。
「TeRRA(テラ)」は日産の強みである都市型SUV(スポーツ多目的車)とEV(電気自動車)を組み合わせた燃料電池車のコンセプトカーで、 「ムラーノ」や「デュアリス(海外名キャシュカイ)」で培った都市型SUV(スポーツ多目的車)をゼロ・エミッション車で実現し、 環境に配慮したいSUVユーザーの思いに応えるクルマとして作られた。
「TeRRA(テラ)」日本初公開-北欧風デザインの燃料電池車のSUV
北欧の若者をイメージ
「TeRRA(テラ)」のデザインは、北欧の若者のライフスタイルをイメージしており、ゼロ・エミッションと共にSUVの伝統的デザインをより逞しく表現したものとなっている。
SUV特有の大径タイヤや太いピラーだけでなく、ボディの四隅をシャープにしたり短いオーバーハングとすることで堂々とした安定感を表現。
また、空力に配慮したフラットなパネルでボディ下部を覆うことでモダンなイメージとした。
内装は木製のパネルがダッシュボードからドアトリムまで連続し、北欧家具のような温かさを演出。
ドアトリム上部、乗員の肩の高さに相当する部分はメタルパネルを用いて安心感を与えるデザインとなっている。
運転席が中央寄り
「TeRRA(テラ)」の運転席は中央寄りに配置されており、視認性を高めている。
ドライバーの目の前にはタブレットが設置されており、メーターとしてだけでなくナビゲーションやエンターテインメントにも利用可能で、 クルマに乗っていないときは取り外して使用できる。
また、リアシートも斜めに配置されているため、リアシートの乗員は運転席と助手席の真後ろではなく肩越しに座ることとなり、 前方の景色を楽しむことができる。