1960年の「プリンス スカイラインスポーツ」トリノ国際自動車ショー出品車を展示

スポンサーリンク

プリンス自動車が1963年(昭和38年)に発表したコンセプトカー「プリンス1900スプリント」が再制作されたのに合わせ、プリンス スカイラインスポーツが2023年(令和5年)9月29日から10月30日まで日産グローバル本社ギャラリーに展示された。

スポンサーリンク

プリンス スカイラインスポーツ クーペ 1960年トリノ国際自動車ショー出品車(1960年・BLRA-3型)

プリンススカイラインスポーツ

1960年(昭和35年)トリノ国際自動車ショーに出品された車両で、エンブレムやルームミラーが市販車と異なっている。

プリンススカイラインスポーツのエンブレム

それまでの国産車にはなかった高級クーペで、国産車で初めてイタリアのデザイン(ミケロッティ)を採用した。

プリンススカイラインスポーツのリアビュー

エンジンとシャシーはグロリア用を流用し、イタリアのアレマーノによって制作された。

プリンススカイラインスポーツの運転席

この車両が2017年(平成29年)にレストア後初公開された際の記事は下記リンクから。

日産 オートモビルカウンシルにスカイラインスポーツを展示
ヘリテイジカーの展示イベント「オートモビルカウンシル2017(AUTOMOBILE COUNCIL 2017)」が2017年8月4日から6日まで、千葉県の幕張メッセで開催された。今回はレストア後の初展示となる、プリンス スカイラインスポーツのプロトタイプを紹介する。

「プリンス1900スプリント」の記事は下記リンクから。

https://nissangallery.jp/ghq/prince1900_202401/

プリンス スカイラインスポーツ クーペ 1960年トリノ国際自動車ショー出品車 主要諸元

ヘリテージコレクションNo.28
全長:4,650㎜
全幅:1,695㎜
全高:1,385㎜
ホイールベース:2,535㎜
トレッド(前/後):1,338㎜/1,374㎜
車両重量:1,350㎏
サスペンション(前/後):ダブルウィッシュボーン/ド・ディオンアクスル
ブレーキ(前/後):ドラム/ドラム
タイヤ:5.90-15-4PR

プリンス スカイラインスポーツ クーペ 1960年トリノ国際自動車ショー出品車 エンジン主要諸元

エンジン型式:GB4(直列4気筒・OHV)
総排気量:1,862㏄
最高出力:69kW(94ps)/4,800rpm
最大トルク:153N・m(15.6kgf・m)/3,600rpm

タイトルとURLをコピーしました