日産 スカイラインRSターボを展示

「日産・プリンス合併50周年特別展示」が、日産グローバル本社ギャラリーで2016年8月2日から2017年1月31日まで開催された。

このイベントではプリンス車だけでなく、日産とプリンスの合併後に日産で継承されたクルマや両社の技術・文化の融合を象徴するクルマが展示される。
2017年1月9日から1月31日まで、スカイラインRSターボが展示された。

スポンサーリンク

スカイライン ハードトップ RSターボ(1983年・KDR30型)

スカイラインRSターボ

1981年(昭和56年)に発売された6代目スカイラインは、イメージキャラクターに俳優のポール・ニューマンを起用したことから「ニューマン・スカイライン」と呼ばれた。

スカイラインRSターボ

先代からのGTターボシリーズに加えて直列4気筒・DOHCのFJ20型エンジンを搭載した「RS」も発売された。
1983年(昭和58年)2月には、FJ20型エンジンにターボチャージャーを追加した「RSターボ」がデビュー。
それまでのスカイラインを超える最高出力190psだったことから、「史上最強のスカイライン」というキャッチコピーが付けられた。

スカイラインRSターボ

展示車は横桟グリルの前期型で、刑事ドラマ「西部警察」の劇用車のベース車両としても有名だったモデル。

ボンネットにはSマークのステッカーが貼られている。
ヘッドランプウォッシャーも装備されている。

スカイラインRSターボ

ボディサイドには高性能をアピールする大型デカールが装着されている。

スカイラインRSターボ

特徴的なデザインが印象的なアルミホイール。
展示車のタイアは1980年代当時の「ブリジストン ポテンザ RE86」が装着されていた。
ポテンザ RE86は、当時一世を風靡したピレリP7やP6というヨーロッパ製の高性能タイヤを目標にコントロール性と高速安定性を重視したモデル。

スカイラインRSターボ

このテールランプとエンブレムにあこがれた人も多かったのでは?

スカイラインRSターボ

ヘリテージコレクションNo.430
全長:4,595㎜
全幅:1,665㎜
全高:1,360㎜
ホイールベース:2,615㎜
トレッド(前/後):1,410㎜/1,400㎜
車両重量:1,175㎏
サスペンション(前/後):ストラット/セミトレーリングアーム
ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク/ディスク
タイア:195-60R15 86H

エンジン主要諸元

エンジン型式:FJ20ET型(直列4気筒・DOHCターボ)
総排気量:1,990㏄
最高出力:140kW(190ps)/6,400rpm
最大トルク:225N・m(23.0kgm)/4,800rpm

タイトルとURLをコピーしました