日産グローバル本社ギャラリーでは、2015年11月29日にニスモフェスティバルが開催されたのに合わせて、2015年11月28・29日の2日間レーシングカーの特別展示が行われた。
5台のレーシングカーが展示されたが、今回はR90CKを紹介する。
ニッサン R90CK(1990年 R90CK型)
1990年(平成2年)のル・マン24時間レースに、日産は日・米・英の3チームから5台のR90CKをエントリー。
今回の展示車は米のチームからエントリーした車両で、B・アール/M・ロー/S・ミレン組がドライブした84号車。
予選25位・決勝17位という結果であった。
R90CKは、車両重量900㎏程度のボディに800馬力以上のエンジンを搭載している。
ヘリテージコレクションNo.165
全長:4,800㎜
全幅:1,990㎜
全高:1,100㎜
ホイールベース:2,749㎜
トレッド(前/後):1,600㎜/1,560㎜
車両重量:900㎏以上
サスペンション:ダブルウィッシュボーン(前後共)
ブレーキ:14インチベンチレーテッドディスク(前後共)
タイア(前/後):320-350-18/350-750-19
エンジン主要諸元
エンジン型式:VRH35Z(V型8気筒・DOHC)
総排気量:3,496cc
最高出力:587kW(800ps)以上/7,600rpm
最大トルク:784N・m(80.0kgm)以上/5,600rpm