日産 初代プリメーラを特別展示

日産グローバル本社ギャラリーでは、2014年12月2日から12月25日まで、日産自動車の80周年を記念した特別展示の第4弾である「日産80周年グランドフィナーレ~80年のありがとうをこめて~」Part2が開催されている。
第4弾となる今回の展示はPart1とPart2に分かれており、今回はPart2として10台が展示された。

その中から初代プリメーラを紹介する。

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プリメーラ 2.0Tm Sセレクション(1995年 P10型)

初代プリメーラ

初代プリメーラは1990年(平成2年)2月、欧州車に匹敵する走行性能と快適性を実現した新コンセプトのセダンとして登場した。
発売時のカタログのメインカットにはメルセデスベンツ190やBMW3シリーズ、アウディ80が一緒に写っていたことから、それらをベンチマークとして開発されたことが分かる。

1990年に世界一の運動性能を実現するという日産社内での901活動から生まれたフロントマルチリンクサスペンションによるハンドリングの他、同クラスのブルーバードより全長が短いにもかからわず広い室内、大きく開くダブルリンク式トランクといった性能を実現した「プリメーラ・パッケージ」と呼ばれるパッケージングとなっていた。

初代プリメーラ

初代プリメーラは2度のマイナーチェンジが行われたが、展示車は最終型で、グレードは2.0Tmにスポーツシートやリアスポイラー、アルミホイールを装着した2.0Tm Sセレクション。
それにセットオプションのフロントスポイラー・サイドシルプロテクター・リアバンパースポイラーを装着した仕様である。

ヘリテージコレクションNo.341
全長:4,400㎜
全幅:1,695㎜
全高:1,385㎜
ホイールベース:2,550㎜
トレッド(前/後):1,470㎜/1,460㎜
車両重量:1,200㎏
サスペンション(前/後):マルチリンク/パラレルリンク式ストラット
ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク/ディスク
タイア:195-60R14 86H

エンジン主要諸元

エンジン型式:SR20DE
総排気量:1,998㏄
最高出力:110kW(150ps)/6,400rpm
最大トルク:186N・m(19.0kgm)/4,800rpm

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