日産 2代目ブルーバードを展示

横浜市の日産グローバル本社ギャラリーでは、1964年の「ダットサン ブルーバード」が2023年(令和5年)3月17日から4月9日まで展示されている。

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ダットサンブルーバード 1200デラックス(1964年・P410型)

2代目ブルーバード(410型)は1963年(昭和38年)9月に発売された。

ダットサンブルーバード 1200デラックス(1964年・P410型)のフロントビュー

デザインは2代目セドリック(130型)と同様に、イタリアのピニンファリーナ社が原案を考えたもの。
両車ともボディ後半部が尻下がりとなっているのが特徴だが、これは日本人には好き嫌いが分かれるデザインだった。

ダットサンブルーバード 1200デラックス(1964年・P410型)のサイドビュー

ダットサンブルーバード 1200デラックス(1964年・P410型)のリヤビュー

その反動からか、3代目ブルーバード(510型)は直線的なデザインとなり好評を博した。
2代目セドリックはマイナーチェンジで大きくデザインを変え、ライバル車のトヨタ「クラウン」に近いデザインとされた。
3代目ブルーバードとマイナーチェンジ前の2代目セドリックの記事は下記リンクから。

贅沢なファミリーカー
日産グローバル本社ギャラリーでは、日産自動車創立80周年を記念した特別展示が行われており、「510(ゴーイチマル)」の型式で有名なブルーバードが展示されている。
日産 1966年式セドリックを展示
日産グローバル本社ギャラリーでは、新型フーガ展示イベントに合わせ、フーガの前身となったセドリックとグロリアを展示している。期間は2015年2月13日から3月31日まで。今回はセドリックを紹介する。

展示車はマイナーチェンジ前の1200デラックス。
2代目ブルーバードはスポーティーなグレードとして1200SS、1300SS(SSはスポーツセダンの略)、1600SSS(スリーエス・スーパースポーツセダンの略)が追加され、「SSS(スリーエス)」はその後ブルーバードの中心的なグレードとなっていった。

ダットサンブルーバード 1200デラックス(1964年・P410型)のエンブレム

ダットサンブルーバード 1200デラックス 主要諸元

ヘリテージコレクションNo.170
全長:3,995㎜
全幅:1,490㎜
全高:1,440㎜
ホイールベース:2,380㎜
トレッド(前/後):1,206㎜/1,198㎜
車両重量:915㎏
サスペンション(前/後):ダブルウィッシュボーン/縦置きリーフ
ブレーキ(前/後):ドラム/ドラム
タイヤ:5.60-13-4PR

ダットサンブルーバード 1200デラックス エンジン主要諸元

エンジン型式:E1型(直列4気筒・OHV)
総排気量:1,189㏄
最高出力:40kW(55ps)/4,800rpm
最大トルク:86N・m(8.8kgf・m)/3,600rpm

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