日産ローレルの2代目(C130型)を展示

日産ローレルの2代目(C130型)が、2022年(令和4年)6月6日から7月19日まで日産グローバル本社ギャラリーに展示された。
今年は2代目ローレルの発売50周年にあたる。

スポンサーリンク

ローレル ハードトップ 2000GL-6(1972年・KHC130型)

2代目ローレルは1972年(昭和47年)4月に発売された。
4代目スカイライン(C110型)とプラットフォームを共用しており、このモデル以降ローレルとスカイラインは共通の基本設計となる。

日産ローレル ハードトップ 2000GL-6(1972年・KHC130型)

ボディ形状は4ドアセダンと2ドアハードトップがラインナップされた。
当時のカタログではボディサイドのプレスラインは「サンダーストリーク」、2ドアハードトップのリヤビューは「クリスタルエンド」と呼称されている。
クリスタルエンドはコンビネーションランプをリヤバンパーに配置しているのが特徴で、メーカーがクリスタルエンドというきれいな名称を付けたにもかかわらず、一部のクルマ好きからは豚のお尻のように見えることから「ブタケツ」という愛称で呼ばれた。
トランクリッドからリヤフェンダーにかけてのプレスラインにも、凝った造形が施されている。

日産ローレル ハードトップ 2000GL-6(1972年・KHC130型)のリヤビュー

日産ローレル ハードトップ 2000GL-6(1972年・KHC130型)のエンブレム

展示車のボディカラーはローレルグリーンメタリックという色だが、マイナーチェンジ後はグリーンメタリックに名称変更された。

2000GL-6にはシルバーで平面的なデザインのホイールカバーが装備されていたが、展示車には2000SGX用のホイールカバーが装着されていた。

日産ローレル ハードトップ 2000GL-6(1972年・KHC130型)のホイール

2代目ローレルの広告のキャッチコピーは「ゆっくり走ろう。ゆっくり生きよう。」だったが、1970年代後半から1980年代前半にかけて中古車が流通するようになってからは「ブタケツローレル」として暴走族に人気のクルマとなった。

日産ローレル ハードトップ 2000GL-6(1972年・KHC130型)の運転席

日産ローレル ハードトップ 2000GL-6(1972年・KHC130型)のシート

ローレル ハードトップ 2000GL-6 主要諸元

ヘリテージコレクションNo.505
全長:4,500㎜
全幅:1,670㎜
全高:1,405㎜
ホイールベース:2,670㎜
トレッド(前/後):1,350㎜/1,330㎜
車両重量:1,185㎏
サスペンション(前/後):ストラット/セミトレーリングアーム
ブレーキ(前/後):ディスク/ドラム
タイヤ:6.45-14-4PR

ローレル ハードトップ 2000GL-6 エンジン主要諸元

エンジン型式:L20型(直列6気筒・OHC)
総排気量:1,998㏄
最高出力:85kW(115ps)/5,600rpm
最大トルク:162N・m(16.5kgf・m)/3,600rpm

同時に展示された初代ローレルと5代目ローレルの記事は下記リンクから。

日産 初代ローレル(C30型)を展示
日産ローレルの初代(C30型)が、2022年(令和4年)6月6日から7月19日まで日産グローバル本社ギャラリーに展示された。
日産ローレルの5代目(C32型)を展示
日産ローレルの5代目(C32型)が、2022年(令和4年)6月6日から7月19日まで日産グローバル本社ギャラリーに展示された。

タイトルとURLをコピーしました