日産ローレルの初代(C30型)が、2022年(令和4年)6月6日から7月19日まで日産グローバル本社ギャラリーに展示された。
ローレル デラックスB(1968年:C30型)
1968年(昭和43年)3月に発売された初代ローレルは、ファミリーカーの「ブルーバード」と高級車の「セドリック」の中間のポジションの車種、いわゆる「ハイオーナーカー」と呼ばれるジャンルのクルマとして開発された。
ファミリーカーより上質感のあるハイオーナーカーというコンセプト上、実用性重視のハッチバックや商用車のバンは設定されなかった。
開発中に日産自動車とプリンス自動車が合併したため、エンジンはプリンスが開発したG18型が搭載された。
エンジン以外は日産が開発し、フロントにストラット、リヤにセミトレーリングアームという四輪独立懸架をブルーバード(510型)より先に採用した。
ローレル デラックスB 主要諸元
ヘリテージコレクションNo.49
全長:4,350㎜
全幅:1,605㎜
全高:1,405㎜
ホイールベース:2,620㎜
トレッド(前/後):1,305㎜/1,300㎜
車両重量:985㎏
サスペンション(前/後):ストラット/セミトレーリングアーム
ブレーキ(前/後):ディスク/ドラム
タイヤ:6.50-13-4PR
ローレル デラックスB エンジン主要諸元
エンジン型式:G18型(直列4気筒・OHC)
総排気量:1,815㏄
最高出力:74kW(100ps)/5,600rpm
最大トルク:147N・m(15.0kgf・m)/3,600rpm
同時に展示された2代目ローレルと5代目ローレルの記事は下記リンクから。
https://nissangallery.jp/ghq/laurel2nd_202207/
https://nissangallery.jp/ghq/laurel5th_202207/