3代目スカイライン(通称ハコスカ)のハードトップ1500デラックスを展示

3代目スカイライン(通称ハコスカ)の2ドアハードトップ・1500㏄エンジン搭載車が、日産グローバル本社ギャラリーに2023年(令和5年)6月16日から8月7日まで展示されている。

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スカイライン ハードトップ 1500デラックス(1971年・KC10T型)

スカイライン ハードトップ 1500デラックス(1971年・KC10T型)

3代目スカイラインは1968年(昭和43年)7月18日に発表され、8月1日に発売された。
1970年(昭和45年)10月5日には1800㏄と2000㏄に2ドアの「ハードトップ」を追加、1971年(昭和46年)9月22日には1500㏄にもハードトップが設定された。

スカイライン ハードトップ 1500デラックス(1971年・KC10T型)のリヤビュー

ハードトップは、セダンの「エアロダイナルック」と呼ばれるスタイリングを基本に、大きく傾斜させた前後ウインドウやセンターピラーレス構造、セダンより200㎜長いドアによってスポーティーさを持ったスタイリングとされている。
ハードトップの全長は1500㏄、1800㏄が4,135㎜で2000㏄が4,330㎜。
2000㏄の記事は下記リンクから。

日産クロッシングで3代目スカイラインを展示
日産クロッシングでは、スカイライン誕生60周年を記念したイベントが2017年4月10日から5月31日まで開催されている。2017年4月10日から4月24日までは3代目スカイラインの2ドアハードトップが展示された。

スカイライン ハードトップ 1500デラックス(1971年・KC10T型)のシート

展示車の「ハードトップ 1500デラックス」は、セダン1500デラックスをベースにしており、1500㏄へのハードトップ追加について日産は小型車市場のスポーティー志向の増大に対応したものと説明している。
3速コラムMTと4速フロアMTが設定されており、展示車は後者。

スカイライン ハードトップ 1500デラックス(1971年・KC10T型)のシフトレバーと時計

スカイライン ハードトップ 1500デラックス(1971年・KC10T型)のインストルメントパネル

日産グローバル本社ギャラリーのヘリテージカー展示でたまにあることだが、説明用パネルに誤記載を発見。
展示車のグレード名は当時のプレスリリースによると「ハードトップ 1500デラックス」だが、説明用パネルには「1500 2ドアハードトップ デラックス」と記載されていた。
また、展示車は4速フロアMT車のため型式は「KC10T型」だが、説明用パネルは3速コラムMT車の「KC10型」と記載されていた。

スカイライン ハードトップ 1500デラックス(1971年・KC10T型)の説明用パネル

フィガロ、初代サニーと共に展示された。
初代サニーの記事は下記リンクから。

日産 ダットサンサニーをグローバル本社ギャラリーに展示

日産が販売していた乗用車「サニー」の初代モデル「ダットサン サニー」が、日産グローバル本社ギャラリーで2023年(令和5年)4月25日から6月12日まで展示されている。

スカイライン ハードトップ 1500デラックス(1971年・KC10T型)とフィガロと初代サニーの展示

スカイライン ハードトップ 1500デラックス主要諸元

ヘリテージコレクションNo.343
全長:4,135㎜
全幅:1,595㎜
全高:1,390㎜
ホイールベース:2,420㎜
トレッド(前/後):1,325㎜/1,320㎜
車両重量:945㎏
サスペンション(前/後):ストラット/縦置きリーフ
ブレーキ(前/後):ドラム/ドラム
タイヤ:5.60-13-4PR

スカイライン ハードトップ 1500デラックス エンジン主要諸元

エンジン型式:G15型(直列4気筒・OHC)
総排気量:1,483㏄
最高出力:70kW(95ps)/6,000rpm
最大トルク:127N・m(13.0kgf・m)/4,000rpm

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