日産ジュークのスポーツグレード「NISMO RS」が日産グローバル本社ギャラリーに展示されている。
ジュークは2014年7月にマイナーチェンジを受けているが、NISMO RSは11月に発売となった。
ジューク NISMO RS
ジューク NISMO RSは、従来あったジューク NISMOの改良版。
外観は従来のジューク NISMOのままで、スーパーGTのGT-Rのノウハウをフィードバックしたエアロパーツでノーマルのジュークに対してダウンフォースを向上。
NISMO RSではエンジン出力の向上とブレーキ、シートの変更が行われた。
エンジンは従来と同じMR16DDT型だが、出力向上が行われ、1.6リッターガソリンターボとしては量産車世界トップレベルの最高出力157kW(214ps)/6,000rpm、最大トルク250N・m(25.5kgf・m)/2,400-6,000rpmを発生する。
ブレーキはフロントディスクローターの径を拡大。
キャリパーにはNISMO RSを象徴するレッドの塗装が施された。
運転席と助手席には、日産とレカロが共同開発したスポーツシートが装備される。
ジューク NISMO RSではクルマとドライバーの一体感を高めるべく、シート性能の強化が行われた。
実績のあるシェル構造のシートをベースとして、クルマの動きをドライバーに伝えるホールド性やペダルの微妙なコントロールがしやすい座面形状となっている。
従来のジューク NISMOの記事はこちら