日産の電気自動車「リーフ」が初のフルモデルチェンジを受けて2代目・ZE1型となり、2017年9月6日に発表された。
横浜市の日産グローバル本社ギャラリーでは2017年9月6日から11月12日まで新型リーフ展示イベントが開催されており、9月6日・7日にはキューブをベースとしたEV(電気自動車)テストカーも展示された。
キューブ EVテストカー(2008年・Z11改)
初代リーフの先行開発のため、Z11型キューブを改造して作られた電気自動車。
2008年(平成20年)夏に実施された「先進技術説明会」でプレス向けに試乗会が行われた。
初代リーフに搭載予定だったリチウムイオン電池の検討目的で制作されたため、市販のキューブと車両寸法に大きな差はない。
フロントグリルにはキューブの四角い空気穴ではなく、電気をイメージした稲妻の形の空気穴が並んでおり、開発陣の遊び心も感じられる。
キューブ EVテストカー主要諸元
ヘリテージコレクションNo.425
全長:3,900㎜
全幅:1,680㎜
全高:1,645㎜
ホイールベース:2,600㎜
トレッド(前/後):1,480mm/1,485mm
車両重量:1,597㎏
サスペンション(前/後):ストラット/トーションビーム
ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク/ディスク
タイア:185/65R15
キューブ EVテストカー モーター主要諸元
最高出力:60kW(82ps)/2,650~12,000rpm
最大トルク:216N・m(22.0kgm)/0~2,650rpm