日産グローバル本社ギャラリーでは、スカイライン60th Limited誕生記念展示が2017年3月27日から5月31日まで開催され、6代目スカイラインのGT-E・Sが2017年5月16日から6月7日まで展示されている。
スカイライン ハードトップ 2000ターボGT-E・S(1981年・KHR30型)
6代目スカイライン・R30型は、1981年(昭和56年)8月に登場した。
スカイラインは代々ニックネームが付いていたが、6代目スカイラインはアメリカの俳優ポール・ニューマン氏をイメージキャラクターに起用したことから「ニューマン・スカイライン」と呼ばれた。
直列6気筒エンジンを搭載した2000GTシリーズの上級モデルには、サスペンションのダンパー減衰力をスイッチで切り替えられる「フットセレクター」を量産車として世界初採用した。
展示車は、ターボ付きのL20ETエンジンを搭載し、サスペンションにフットセレクターを装備した、スポーティグレードの2000GT-E・Sである。
この時代のクルマは、フロントバンパー下部はスチール製のパネルをボルト止めして作られていた。
ヘリテージコレクションNo.094
全長:4,595㎜
全幅:1,665㎜
全高:1,360㎜
ホイールベース:2,615㎜
トレッド(前/後):1,410mm/1,400mm
車両重量:1,160㎏
サスペンション(前/後):ストラット/セミトレーリングアーム
ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク/ディスク
タイア:195-70-HR14
エンジン主要諸元
エンジン型式:L20ET(直列6気筒・OHC・ターボ)
総排気量:1,998㏄
最高出力:107kW(145ps)/5,600rpm
最大トルク:206N・m(21.0kgm)/3,200rpm