日産 フェアレディZのTバールーフを展示

日産グローバル本社ギャラリーでは、オープンカーの展示イベント「オープンエア・モータリング Drive The Open Sky」を2017年4月1日から5月21日まで開催している。

期間中は計8台が展示される予定で、2017年4月27日から5月7日まではZ32型フェアレディZのTバールーフが展示された。

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フェアレディZ 2by2 300ZXツインターボ Tバールーフ(1998年・GCZ32型)

フェアレディZ 2by2 300ZXツインターボ Tバールーフ

1989年(平成元年)7月に発売された4代目フェアレディZ(Z32型)は、ワイドなプロポーションやスラントノーズ、キャビンフォワードのスタイリングが特徴。
展示車は1998年(平成10年)のマイナーチェンジ後の車両で、フロントバンパー、リアバンパーのデザイン変更の他、サイドシルプロテクターが装備されている。

フェアレディZ 2by2 300ZXツインターボ Tバールーフ

ボディバリエーションは2シーターと2by2(ツーバイツー)があり、2by2はリアシートを備えた4人乗りとなっていた。
2代目フェアレディZから続くTバールーフは、2by2には全車標準装備され、2シーターはノーマルルーフとTバールーフが選択可能となっていた。

フェアレディZ 2by2 300ZXツインターボ TバールーフフェアレディZ 2by2 300ZXツインターボ Tバールーフ

エンジンはV型6気筒自然吸気のVG30DE型と、ツインターボのVG30DETTの2種類があった。
VG30DETTは、日本で初めて最高出力が280馬力に到達したエンジンで、2004年頃まで日本の自動車メーカーが国内向けに行っていた280馬力の「自主規制」はこのエンジンがきっかけだった。
ちなみにスカイラインGT-R(R32型)の発売は、Z32発売の翌月となる1989年(平成元年)8月である。

フェアレディZ 2by2 300ZXツインターボ Tバールーフ

ヘリテージコレクションNo.216
全長:4,520㎜
全幅:1,800㎜
全高:1,255㎜
ホイールベース:2,570㎜
トレッド(前/後):1,495mm/1,535mm
車両重量:1,570㎏
サスペンション(前後共):マルチリンク
ブレーキ(前後共):ベンチレーテッドディスク
タイア:225-50-R16 92V

エンジン主要諸元

エンジン型式:VG30DETT(V型6気筒・DOHC・ツインターボ)
総排気量:2,960㏄
最高出力:206kW(280ps)/6,400rpm
最大トルク:388N・m(39.6kgm)/3,600rpm

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