2013年2月に発売された、ジューク ニスモ(JUKE NISMO)。
ジュークをベースにニスモによるチューニングが施され、走りの上質さをプラスしたクルマに仕上げられていますが、そこにはニスモが培ってきた、耐久レースで勝つために必要なトータルバランスの取れたクルマ作りのノウハウが生かされています。

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ジューク ニスモ(JUKE NISMO)のメカニズム

ヨーロッパ仕込みの足

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ジューク ニスモの足回りはヨーロッパで開発テストを行い、セッティングされています。

ヨーロッパは日本よりも巡航速度が高い場所がある一方、石畳や荒れた路面も多く、直進性やハンドリング、乗り心地のバランスの取れた足が求められるため、上質な走りを目指したジューク ニスモの開発にはうってつけの場所だったのでしょう。

長時間のドライブでも疲労感の少ないクルマを目指したセッティングになっているのではないでしょうか。

ベースとなった16GT FOUR TypeVの215/55R17よりも幅の広い、専用の18インチアルミホイールと225/45R18のタイヤが装備されています。
展示車は日本ではあまり見かけないドイツ・コンチネンタル社製のタイヤを履いていましたが、これは上質な走りを目指した結果なのか、それともグローバルな部品調達でコスト削減を図った結果なのかは分かりません。

パワーアップしても燃費はそのまま

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ジューク ニスモのエンジンはベースとなった16GT FOUR TypeV同様1.6リッター直噴ターボエンジン・MR16DDT型を搭載していますが、ニスモ専用チューニングが施されています。

16GT FOUR TypeV用のMR16DDT型は最高出力140kW(190ps)/5,600rpm、最大トルク240N・m(24.5kgf・m)/2,000rpm-5,200rpmですが、ジューク ニスモではターボのブースト圧制御を変更し、16GT FOUR TypeVに比べて最高出力は7kW(10ps)増しの147kW(200ps)/6,000rpm、最大トルクは10N・m(1.0kgm・m)増しの250N・m(25.5kgf・m)/2,400rpm-4,800rpmとなっています。

最高出力、最大トルクともに発生回転数が400rpm高く設定されており、パワーとトルクの盛り上がりを体感しやすいセッティングとなっています。

ジューク ニスモのCVTは、ニスモ専用チューニングとしてマニュアルモードが6速から7速クロスレシオへと変更されている。

トランスミッションも16GT FOUR TypeV同様のエクストロニックCVTですが、ニスモ専用チューニングとしてマニュアルモードが6速から7速クロスレシオへと変更されており、積極的なドライビングが楽しく行えるよう配慮されています。

これらの性能向上にも関わらず、ジューク ニスモのJC08モード燃費は16GT FOUR TypeVと変わらない12.6km/Lとなっています。
燃料がプレミアムガソリン(ハイオク)指定なのは高性能モデルのため致し方ない部分ではありますが、できればレギュラーガソリン仕様で高性能なエンジンにして欲しかったと思います。

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