日産 初代シルビアを日産クロッシングに展示

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日産自動車が販売していた「シルビア」の初代モデルが、2023年(令和5年)10月4日から14日まで東京・銀座の日産クロッシングに展示された。

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ニッサン シルビア(1966年・CSP311型)

ニッサン シルビア(1966年・CSP311型)

1964年(昭和39年)の東京モーターショーで「ダットサン クーペ1500」として発表された後、
1965年(昭和40年)3月18日にダットサンより上級のニッサンブランドで発売された。

ニッサン シルビア(1966年・CSP311型)のエンブレム

当時の国産車としては珍しい、モダンなデザインと最新のメカニズムを搭載した高級2ドアクーペ。
長距離ドライブにも冠婚葬祭にも使える、個人オーナー向けとしては最も高級なクラスの製品として発売された。

外観は磨き上げられた宝石のように鋭くカットされたラインを基調とし、曲面ドアガラスや継ぎ目のないボディパネルを特徴としている。

ニッサン シルビア(1966年・CSP311型)のリヤビュー

内装はソフトな発泡レザーで覆われ、バケットシートや木製ステアリングホイールを装備している。
1965年(昭和40年)3月18日発売時の東京地区店頭渡し価格は120万円。
ちなみに、他の日産車の価格は、同年5月14日に発売された「ダットサン ブルーバード 1300デラックス4ドアセダン(P411型)」は64万4000円、同年5月31日に発売された「ダットサン フェアレディ1600(SP311型)」は93万円(いずれも東京地区店頭渡し価格)。
この年の大卒の国家公務員初任給は上級(甲)19,610円、上級(乙)18,580円だった。

ニッサン シルビア(1966年・CSP311型)の運転席

ニッサン シルビア(1966年・CSP311型)のシート

ニッサン シルビア 主要諸元

ヘリテージコレクションNo.369
全長:3,985㎜
全幅:1,510㎜
全高:1,275㎜
ホイールベース:2,280㎜
トレッド(前/後):1,270㎜/1,198㎜
車両重量:980㎏
サスペンション(前/後):ダブルウィッシュボーン/縦置きリーフ
ブレーキ(前/後):ディスク/ドラム
タイヤ:5.60-14-4P

ニッサン シルビア エンジン主要諸元

エンジン型式:R型(直列4気筒・OHV・SUツインキャブ)
総排気量:1,595㏄
最高出力:66kW(90ps)/6,000rpm
最大トルク:132N・m(13.5kgf・m)/4,000rpm

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