「日本一速い男」が最後に乗ったマシン カルソニックスカイライン

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かつて「日本一速い男」と呼ばれ、現在はスーパーGTでチームインパル監督を努める星野一義さんが現役時代最後に乗ったマシンが、2013年4月15日から6月5日まで日産グローバル本社ギャラリーで展示されています。

「日本一速い男」が最後に乗ったマシン カルソニックスカイライン

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カルソニック スカイライン(BNR34 2002年全日本GT選手権参戦車)

部品メーカーのカルソニックカンセイをメインスポンサーとしてスーパーGTに参戦しているチームインパルは、スーパーGTの前身となった全日本GT選手権時代からのすべてのレースに出場し続けている唯一のチームです。
青いボディのマシンはサーキットになくてはならない存在となっています。

スカイラインGT-R(BNR34)は全日本GT選手権では1999年から2003年まで使用され、2002年第5戦からはエンジンが直列6気筒のRB26DETT型からV型6気筒のVQ30DETT型へ変更されました。

2002年のドライバーは星野一義選手/田中哲也選手でしたが、第5戦・富士で星野選手が現役を引退し、代わりに第6戦からブノワ・トレルイエ選手が参加しました。

カルソニック スカイライン(BNR34型・2002年全日本GT選手権参戦車)

カルソニック スカイライン(BNR34型・2002年全日本GT選手権参戦車)

ゴン太はこう思った。

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今回の展示車は2002年モデルですが、右のドアに付いているドライバーの名前が2003年のコンビであるブノワ・トレルイエ選手/井出有治選手になっています。
クルマは2002年モデルなのに(2003年モデルはフロントカウルが低くなっている)、なぜドライバー名だけ2003年になっているのか不思議です。

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レースで使われた際はドライバー1名乗車なので助手席は付いていませんでしたが、展示車は助手席側に4点式シートベルトが付いています。
レースで使用した後に助手席シートとシートベルトを取り付けて同乗走行などのイベントで使われたのでしょう。

カルソニック スカイライン2002年度戦績

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開幕戦(岡山)14位
第2戦(富士)リタイア
第3戦(菅生)8位
第4戦(セパン)14位
第5戦(富士)リタイア
第6戦(もてぎ)11位
第7戦(美祢)13位
第8戦(鈴鹿)17位

獲得ポイント 7ポイント
ランキング23位

カルソニック スカイライン 2002年モデル主要諸元

全長:4,600mm
全幅:1,885mm
ホイールベース:2,665mm
車両重量:1,100kg以上

トレッド(前/後):1,555mm/1,555mm
サスペンション形式:ダブルウィッシュボーン
ブレーキ:ベンチレーテッドディスク
タイアサイズ:335/40R18

エンジン型式:RB26DETT(直列6気筒・DOHCツインターボ)
排気量:2,771cc
最高出力:350.4kW(470ps以上)/6,000rpm
最大トルク:686.4N・m(70kgm)以上/4,400rpm

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