木村拓哉さんが出演した日産のテレビCM「やっちゃえ日産 幕開け編」に登場した日産のヘリテージカー4台が、2020年10月6日から11月23日まで日産グローバル本社ギャラリーに展示された。
この4台は「走り」と「技術」の側面から、2021年発売予定の電気自動車「アリア」に通じる日産の挑戦の歴史を表現するために選ばれた。
今回はR32型スカイラインGT-Rを紹介する。
スカイラインGT-R(1989年・BNR32型)
8代目スカイライン(R32型)は1989年(平成元年)5月に発売され、同年8月に4輪駆動の「GTS-4」と「GT-R」が追加された。
メカニズムはGT-Rのために設計された2.6リッターツインターボのRB26DETT型エンジンに4輪マルチリンクサスペンション、電子制御4WDのアテーサE-TS、4WSのSUPER HICASと当時の最新技術を満載。
ドイツのニュルブルクリンクでは当時の量産車最速となる、8分20秒のラップタイムを記録した。
同イベントに展示されたスカイライン2000GT-R、フェアレディ 240ZG、サファリの記事は下記リンクから。
https://nissangallery.jp/ghq/kpgc10_202104/
https://nissangallery.jp/ghq/hs30h_202104/
https://nissangallery.jp/ghq/safari161_202104/
スカイラインGT-R 主要諸元
ヘリテージコレクションNo.210
全長:4,545㎜
全幅:1,755㎜
全高:1,340㎜
ホイールベース:2,615㎜
トレッド(前/後):1,480㎜/1,480㎜
車両重量:1,430㎏
サスペンション(前/後):マルチリンク/マルチリンク
ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク
タイア:225/50R16 92V
スカイラインGT-R エンジン主要諸元
エンジン型式:RB26DETT(直列6気筒・DOHC・4バルブ・ツインターボ)
総排気量:2,568㏄
最高出力:206kW(280ps)/6,800rpm
最大トルク:353N・m(36.0kgf・m)/4,400rpm