日産グローバル本社ギャラリーのヘリテージゾーンでは、2019年11月23日から12月25日まで、歴代フェアレディZから3台が展示された。
今回は初代フェアレディZを紹介する。
日産 フェアレディZ-L 2シーター(1977年・S31型)
ヘリテージゾーンには3台のフェアレディZが展示された。
1969年(昭和44年)に登場した初代フェアレディZ(S30型)は、1976年(昭和51年)に昭和51年排出ガス規制に対応するため、排出ガス還流装置(EGR)が追加された。
同時に車両型式もS30型からS31型へ変更された。
展示車は上級グレードのZ-Lで、カーステレオや5速MTを装備している。
リアウインドウ下部には昭和51年排出ガス規制に適合したことをアピールするステッカーが装着されている。
この車両が銀座の日産クロッシングに展示された際の記事は下記リンクから。
https://nissangallery.jp/crossing/s31_201810/
日産 フェアレディZ-L 2シーター 主要諸元
ヘリテージコレクションNo.241
全長:4,115㎜
全幅:1,630㎜
全高:1,295㎜
ホイールベース:2,305㎜
トレッド(前/後):1,355㎜/1,345㎜
車両重量:1,135㎏
サスペンション(前後共):ストラット
ブレーキ(前/後):ディスク/ドラム(アルミフィン付)
タイア:6.45H-14-4PR
日産 フェアレディZ-L 2シーター エンジン主要諸元
エンジン型式:L20E型(直列6気筒・OHC)
総排気量:1,998㏄
最高出力:96kW(130ps)/6,000rpm
最大トルク:167N・m(17.0kgf・m)/4,400rpm