日産グローバル本社ギャラリーでは、展示イベント「The Game Changers 革新をもたらしたクルマたち」を2017年10月7日から2018年1月9日まで開催している。
このイベントは歴代日産車の中から、従来の固定観念を打破して新しい価値を生み出したクルマを紹介するというもの。
イベント期間中は展示車の入れ替えが行われ、計12台が展示される。
今回は2017年12月2日から12月15日まで展示されているスカイライン2000GT-R(通称ハコスカGT-R)を紹介する。
スカイライン2000GT-R (1969年・PGC10型)
1969年(昭和44年)2月に発売された「スカイライン2000GT-R」は、4ドアセダンのボディに4バルブDOHCのS20型エンジンを搭載。
同年5月からツーリングカーレースへの参戦を開始し、JAFグランプリでデビューウィンを飾った。
1970年(昭和45年)からは2ドアハードトップとなり、1972年(昭和47年)3月には50勝を達成した。
スカイライン2000GT-R 主要諸元
ヘリテージコレクションNo.052
全長:4,395㎜
全幅:1,610㎜
全高:1,385㎜
ホイールベース:2,640㎜
トレッド(前/後):1,370mm/1,365mm
車両重量:1,120㎏
サスペンション(前/後):ストラット/セミトレーリングアーム
ブレーキ(前/後):ディスク/ドラム
タイア:6.45H-14-4PR
スカイライン2000GT-R エンジン主要諸元
エンジン型式:S20(直列6気筒・DOHC)
総排気量:1,989㏄
最高出力:118kW(160ps)/7,000rpm
最大トルク:177N・m(18.0kgm)/5,600rpm