日産 エクストレイル(T32)のエンジンと燃費

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日産のSUV「エクストレイル」(T32型)が2017年6月8日にマイナーチェンジを受け、発売された。

横浜市の日産グローバル本社ギャラリーでは2017年6月8日から7月12日まで、新型エクストレイルの展示イベントが開催されている。
エクストレイルにはガソリン車とハイブリッド車の2種類が用意される。

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エクストレイル(T32)のエンジン

エクストレイルのエンジンはガソリン車・ハイブリッド車ともに2リッター直列4気筒のMR20DD型。
最高出力108kW(147ps)/6,000rpm、最大トルク207N・m(21.1kgm)/4,400rpmを発生する。
使用燃料はレギュラーガソリンで、燃料タンク容量は60L。

MR20DD

ハイブリッド車ではこれにモーターが加わる。
モーター型式はRM31で、最高出力30kW(41ps)、最大トルク160N・m(16.3kgm)を発生する。
エンジンとモーターを合わせた、システム最高出力は134kW(182ps)。

エクストレイル ハイブリッド

エクストレイル(T32)の燃費

エクストレイルの燃費は、ガソリン車の「20S」が2WD車16.4㎞/l、4WD車16.0km/l。
ガソリン車の「20X」は2WD車が16.4km/l、4WD車が15.6km/l。
ハイブリッド車は「20S HYBRID」「20X HYBRID」の両グレードとも2WD車20.8km/l、4WD車20.0km/lとなっている。

ちなみに、SUVのハイブリッド車としてエクストレイルのライバルとなる「トヨタハリアー」のハイブリッド車は駆動方式が4WDのみの設定で、燃費は21.4km/l 。
排気量はエクストレイルが2リッターなのに対し、ハリアーハイブリッドは2.5リッターとなる。
最高出力は112kW(152ps)/5,700rpmで、最大トルクは206N・m(21.0kgm)/4,400~4,800rpm。燃料タンクは56L。
モーターはフロントとリアの両方に搭載され、フロントモーターは最高出力105kW(143ps)、最大トルク270N・m(27.5kgm)。
リアモーターは最高出力50kW(68ps)、最大トルク139N・m(14.2kgm)である。
ハリアーのガソリン車は2リッター自然吸気が16.0km/lで2リッターターボが13.0km/lである。

もう一つトヨタのSUVでハイブリッド車を挙げておくと、「トヨタC-HR」の燃費は30.2km/lで、駆動方式は2WDのみの設定。
排気量はエクストレイルが2リッターなのに対しC-HRは1.8リッターである。
C-HRのハイブリッド車のエンジンは最高出力72kW(98ps)/5,200rpm、最大トルク142N・m(14.5kgm)/3,600rpm。
モーターは最高出力53kW(72ps)、最大トルク163N・m(16.6kgm)で、システム最高出力は90kW(122ps)、燃料タンクは43L。
C-HRのガソリン車は1.2リッターターボで、15.4km/lである。

トヨタのハイブリッドが極端に燃費を優先したセッティングになっているのに対し、エクストレイルのハイブリッドは燃費だけを追うのではなく走りの良さも考えたセッティングとなっているようだ。

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