日産グローバル本社ギャラリーには、日産自動車の創業から現在までの歴史を紹介する「ヘリテージコリドー」というコーナーがある。
ヘリテージコリドーの展示内容を6回に分けて紹介する。
6回目は日産自動車創業期をテーマにした展示について。
日産DNA
実物大パネルはダットサン1000セダンデラックス 210型とダットサン14型ロードスター。
日産DNA
鮎川義介(あいかわ よしすけ 1886~1967)。
1933年、彼は、当時は誰も挑戦しなかった国産自動車の大量生産をめざし、年間1万~1万5千台の自動車製造計画を打ち出します。
そして1935年、最初の量産版ダットサンが、竣工したばかりの横浜工場をオフライン。
「至誠天日を貫く」。
誠実を尽くせば、思いは天に通じ必ず道が開ける。
鮎川のパイオニア精神は、日産のDNAとして、現在に脈々と受け継がれています。
頭上には1958年ダットサン1000セダン 211型のフロントグリルと1935年ダットサン14型のステアリングが展示されている。
のぞき窓からはダットサン14型ロードスターの運転席が見える。
大型モニターには、鮎川義介の姿を見ることができる。
ヘリテージコリドーの最後には、史料協力した企業名が書かれている。