チョイモビで地域振興 小山薫堂×中村史郎トークライブ その8

第43回東京モーターショーの日産ブースで行われた、放送作家の小山薫堂氏と日産自動車チーフクリエイティブオフィサーの中村史郎氏による「DESIGN TALK LIVE」。

第8回は小山薫堂氏から出た、横浜市で行われている超小型電気自動車の実証試験「チョイモビ」を活用するアイデアについて。

第43回東京モーターショー 日産ブース 小山薫堂 中村史郎トークライブ

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地域振興のツールに

(その7の続き)
小山:量産体制は整ってる?

中村:大丈夫です。量産体制は整ってます。
さっき、アイデアを言っておられましたけど。

小山:僕が思ったのは、九州はななつ星という列車が走ってますけど、いろんな駅に止まるんですね。
で、止まった駅にななつ星と同じ塗装のチョイモビがあって、それで皆さんいろんな所を回ると。
その時にクルマが1つの会員証のような役割を果たして、行く先々でそのクルマに乗ってきた人はこんな特典があるとか、このクルマに乗ってきた人はななつ星のお客様なので優待があるとか。

中村:パスポートみたいに、乗ってることでいろんなお店に行って特別にやっていただけるとか。

小山:地域振興のツールになるような気がしますけどね。

中村:今は横浜で始めてるんですけども、もっと大きくやっていただけると。
ぜひ今度提案してください。私たちも協力しますので。

小山:(スタッフがチョイモビの最高速度を教える)ちなみに、80km/h出るって。

中村:80km/hも出るんですか?

小山:危なくないですか?

中村:危なくないけど楽しいでしょうね。スピード感はすごいと思いますよ。
(展示されているGT-R NISMOを指して)あそこにGT-Rが、(チョイモビと)両極でものすごく速い。

小山:あれ(GT-R NISMO)なんか、市販されている1億円以下のクルマで世界で1番速い。

中村:ニュルブルクリンクで7分8秒。あのクルマ以外で7分10秒を切ってるクルマは1億円以上のレーシングカーみたいなクルマなんですけど、今度1500万円ぐらいで出るんですけどいかがでしょう?

小山:ふふ…(苦笑)

中村:1500万円であれだけ速いクルマが買えるんですよ。
あれもまあ今回の世界初公開。
今回日産ブースはティアナがあったりエクストレイルがあったり、今までで1番新車が揃ってるモーターショーなんです。

小山:80周年のアニバーサリーイヤーということもあって?

中村:8ですから末広がりっていうこともあって。

小山:消費税8%になりますけどね(笑)。
その9へ続く)

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