ヘリテージカーのイベント「オートモビルカウンシル2021」が、2021年(令和3年)4月9日~11日まで幕張メッセで開催された。
富士スピードウェイブースには、日産自動車が保存しているレーシングカー「ファルケンGT-R」が展示された。
ファルケンGT-R(2002年・BNR34型・スーパー耐久仕様)
スカイラインGT-R(BNR34型)は、GT選手権(JGTC)だけでなくより市販車に近いスーパー耐久(S耐)でも活躍した。
BNR34型のスーパー耐久仕様は、エンジンがノーマルの280psに対して500ps以上にチューンされていた。
展示車は2002年(平成14年)に富士スピードウェイで開催されたスーパー耐久シリーズ第2戦「SUPER TEC スーパー耐久4時間レース」で、竹内浩典/田中哲也組により優勝した車両で、「エンドレスアドバンGT-R」に続き、クラス1で年間ランキング2位となった。
ファルケンGT-R主要諸元
ヘリテージコレクションNo.328
全長:4,600㎜
全幅:1,785㎜
ホイールベース:2,665㎜
トレッド(前/後):1,480㎜/1,490㎜
車両重量:1,470㎏
サスペンション(前/後):マルチリンク/マルチリンク
ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク
タイア:245-40-R18
ファルケンGT-Rエンジン主要諸元
エンジン型式:RB26DETT
総排気量:2,568㏄
最高出力:368kW(500ps)以上/7,200rpm
最大トルク:539.3N・m(55kgf・m)/5,600rpm