日産グローバル本社ギャラリーでは、2017年7月22日から8月24日まで（8月11日・12日、19日・20日は展示なし）、スーパーGT GT500クラスに参戦したフェアレディZを展示している。
ザナヴィ ニスモ Z（2007年・Z33型）
2007年シーズンのスーパーGTは、フェアレディZ（Z33型）GT500車両の最後のシーズンとなった。
エンジンは、2006年最終戦で先行投入された4.5リッターのV型8気筒自然吸気エンジンを搭載した。
この自然吸気エンジンはターボエンジンに比べてトルクは少なくなるが、ターボラグがないためコーナーでのドライバビリティに優れ、インタークーラーに空気を送るエアインテークが不要となるため、空力性能が向上するという利点があった。
展示車は、本山哲/リチャード・ライアン組がドライブし、開幕戦2位、第3戦富士500㎞で優勝し、ドライバーズポイント8位となった。
ザナヴィ ニスモ Z 主要諸元
ヘリテージコレクションNo.411
全長：4,730㎜
全幅：1,940㎜
ホイールベース：2,650㎜
トレッド（前/後）：1,640mm/1,635mm
車両重量：1,100㎏
サスペンション（前後共）：ダブルウィッシュボーン
ブレーキ（前後共）:ベンチレーテッドディスク
タイア（前/後）：330-40R18/330-45R17
ザナヴィ ニスモ Zエンジン主要諸元
エンジン型式：VK45DE(V型8気筒・DOHC)
総排気量：4,494㏄
最高出力：368kW(500ps以上)/5,600rpm
最大トルク：510N・m(52kgm以上)/4,000rpm
